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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

日本の気温は3週間連続で平年比プラス

2020-08-30 11:26:56 | 気温

2020年8月29日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.12 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.29 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.98 ℃  前365日間平均歴代順位  1位

単純平均の365日移動平均 15.283 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃0.077 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.043 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.80℃で3週間連続のプラス偏差となった。秋雨前線の北側になった網走を除く14地点で日平均気温が平年比プラスで、山形の日平均気温は平年比+5.7℃、石巻は同+4.8℃、銚子が同+4.2℃、境が同+4.1℃と、東北、関東甲信、日本海側の気温が高くなった。

真夏日観測地点数は768で、8月11日に記録した778に次ぐ本年第2位の数である。猛暑日観測地点数は245で、本年5番目に多い数字となった。8月末になってのこの高温は体に負担がかかる。

日本近海の海面水温はさらに上昇している。

 

8月上旬までマイナス偏差だった東北地方東側の水域が平年比+4℃の高温となってきた。日本海も平年比+3℃の高温域に覆われてしまった。

うんざりする高温が継続しているが、気温が平年を下回る見通しは立たないようだ。このまま推移すると、本年の日本の気温が歴代1位となる可能性がさらに高まってきている。

 

 


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