2020年8月29日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.12 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.29 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.98 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.283 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.077 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.043 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.80℃で3週間連続のプラス偏差となった。秋雨前線の北側になった網走を除く14地点で日平均気温が平年比プラスで、山形の日平均気温は平年比+5.7℃、石巻は同+4.8℃、銚子が同+4.2℃、境が同+4.1℃と、東北、関東甲信、日本海側の気温が高くなった。
真夏日観測地点数は768で、8月11日に記録した778に次ぐ本年第2位の数である。猛暑日観測地点数は245で、本年5番目に多い数字となった。8月末になってのこの高温は体に負担がかかる。
日本近海の海面水温はさらに上昇している。
8月上旬までマイナス偏差だった東北地方東側の水域が平年比+4℃の高温となってきた。日本海も平年比+3℃の高温域に覆われてしまった。
うんざりする高温が継続しているが、気温が平年を下回る見通しは立たないようだ。このまま推移すると、本年の日本の気温が歴代1位となる可能性がさらに高まってきている。