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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

昨日の北日本の気温は低かった

2021-12-26 02:16:45 | 気温

2021年12月25日現在の年平均気温推計

比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差 +0.66 ℃ 1位 +0.64 ℃ 2位
前年偏差 -0.01 ℃ 2位 -0.01 ℃ 2位
前365日平均 +0.66℃ 1位 +0.64 ℃ 2位
単純平均の365日移動平均 15.106 ℃
2021年9月19日の極小値14.950 ℃0.156 ℃上回る
2021年8月8日の極大値15.219 ℃0.113 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.25 ~ +0.46 ℃ 歴代順位 (6~12位)
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.80℃で、5日ぶりに平年を下回った。15地点中9地点で日平均気温が平年比マイナス、6地点でプラスだった。寿都の日平均気温は平年比-6.3℃、網走は同-4.5℃、根室は同-3.3℃、石巻は同-3.0℃、山形は同-1.9℃と北日本の気温が低かった。一方、飯田の日平均気温は平年比+3.8℃、多度津は同+2.2℃だった。南日本の気温は平年並みだった。

昨年比でも15地点平均偏差は―1.39℃とマイナス偏差となり、本年の年平均気温が昨年より0.01℃低い水準となった。

今日は飯田のグラフを見る。

1月上旬の気温が低く、その後3月末までの気温が極めて高く、8月から9月中旬の気温が低く、9月中旬から10月中旬の気温が高いという本年の日本の気温の傾向を示したグラフとなっている。4月以降年末までは、平均すれば平年並みの気温となっている。8月の低温は9月中旬以降の高温で埋め合わせて、さらにプラスとなっていることも他の地点の傾向と共通している。本年の気温水準を高くした原因は春先の継続した高温にあることをはっきりと示すグラフとなっている。


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