2023年12月20日の日本の気温の平年偏差

2023年12月20日現在の年平均気温推計 比較基準年初来偏差歴代順位年末推定偏差年末推定順位 平年偏差 +1.34 ℃ 1位 +1.30 ℃ 1位 前年偏差 +0.71℃ 1位 +0.69 ℃ 1位 前365日平均 +1.31 ℃ 1位 +1.30 ℃ 1位 単純平均の365日移動平均　15.764 ℃ 2023年7月5日の極小値15.336 ℃を0.428 ℃上回る 2023年11月10日の極大値15.796 ℃を0.032 ℃下回る （年初予測値　平年比　+0.62 ～ +0.63 ℃　歴代順位　2位) ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 2023年12月20日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.79 ℃で4日連続のマイナス偏差となった。15地点中４地点で日平均気温が平年比プラス、11地点でマイナスだった。寿都の日平均気温は平年比-3.7 ℃、石巻は同-2.0 ℃とマイナス偏差幅が少し大きかった。プラス偏差幅最大は飯田の平年比+1.8 ℃だった。

一方、昨年比では＋1.63 ℃で７日連続のプラス偏差となり、気温水準の上昇は継続した。本年の年平均気温の平年偏差は＋1.3 ℃台となる可能性が高まってきた。

このタイムスケールのグラフでも気温水準の斑点が見えるようになってきた。過去最高水準まで約0.03 ℃と肉薄してきた。昨年の年末の気温が低かったため、この上昇傾向は継続するかもしれない。

今日は彦根のグラフを見る。

本年の彦根の気温は１月下旬に平年を下回る期間があったことを除くと、ほぼ平年を上回る状況が継続した。特に、３月から４月上旬、７月から9月の気温が極めて高かった。10月以降は平年並みの気温の期間が長く、11月上旬や12月上旬に気温が極めて高い時期があり、気温水準は上昇を継続した。彦根の本年の年平均気温は平年比+1.2 ℃となる見込みだ。