今日は傾眠状態が続いた

到着時には、車いすに座って手を使うリハビリを行っていた。
お手玉を缶に入れる作業を行うリハビリ。

しかし、母は傾眠状態が続ていて、目を開けず、お手玉を障るだけ。
そして、手を膝の上に戻してしまう。

介護の方は、粘り強く作業を行わせようとしていたが、その努力の甲斐なく、眠り込んでしまった。

昼食時も、ほとんど目を開けることはなかった。
ただ、「口を開けて」、とか、「さあ食べようと」声掛けすると、
口を開け、傾眠状態の中で飲み込んでいた。

結局、そのような状態で、完食した。
最後にとろみをつけた水をスプーンで飲ませたら、「もういいい」といったが、その後、自分でコップを持って飲んだところ、ひどくせき込んでしまった。

水分摂取が重要なため、そのご介護の方が水も飲ませてくれた。

食後にベッドに戻ると、また眠ってしまった。
依然として、ベッドの手すりをしっかり握って寝ている。
そして、右手を頭の下に持っていったり、手すりをつかんだり、眠りながらひっきりなしに動作を行っていた。