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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

昨日も平年比プラス、昨年比マイナスの気温となった

2020-05-27 10:58:02 | 気温

2020年5月26日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.20 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.20 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.89 ℃  前365日間平均歴代順位  2位

単純平均の365日移動平均 15.169 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃0.180 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.157 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.30℃で4日連続のプラス偏差となった。一方で、昨年のこの時期異常高温だった北海道の気温が低めなため、昨年比では-4.48℃で13日連続のマイナス偏差となった。これにより気温水準はさらに低下した。昨日の網走の日平均気温は、昨年比では、なんと―16.0℃、根室は同―10.9℃、寿都は同―10.9℃となった。

平年比では、網走と寿都が平年比マイナス偏差となったのを除くと、、13地点で平年比プラス偏差だった。伏木の日平均気温は平年比+3.3℃、山形は同+3.2℃と偏差幅が大きかった。次は北海道の根室の平年比+2.3℃だった。一方マイナス偏差幅最大の観測点は網走の平年比―1.6℃だった。

気温水準が下がり、今回の暖冬が始まる直前の2019年12月7日の14.988℃が次の極小値の目安となった。ただ、気象庁の予測通りこの夏の気温が高いと、この目標値まで下がらないかもしれない。

今日は石垣島の気温水準の推移のグラフを見る。

石垣島の年平均気温(日平均気温の年平均)が最も高かったのは1998年の25.4℃、続いて2016年の25.3℃、2019年の25.1℃、2015年と2017年の24.9℃、2007年の24.8℃の順である。

一方、日平均気温の365日移動平均値の推移を見ると、2017年4月20日の25.4126℃が最も高く、わずかの差で1999年1月6日の25.3841℃となる。直近の2020年1月27日の25.1496℃は、これに続く高温水準である。

低い方では1968年11月28日の22.7271℃があり、直近では2018年11月17日の24.4137℃が極小値である。

現在の石垣島の気温水準は線形回帰線の上にあり、このようなグラフの形の時は、これまでは、さらに気温水準が低下するのことが多かった。


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