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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

気温が低い状態が継続している

2020-07-29 10:04:17 | 気温

2020年7月28日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.07 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.27 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.91 ℃  前365日間平均歴代順位  2位

単純平均の365日移動平均 15.244 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃0.038 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.082 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-1.1℃、15地点中、名瀬、宮崎と銚子の日平均気温は平年をわずかに上回った。平年比マイナスとなった12観測点の中では、洪水被害が発生している山形県の山形は平年比-3.7℃、石巻は同-3.0℃と東北地方の気温が低かった。続いて北海道の3観測点の気温が低かった。

東北地方周辺の日本海の海面水温は平年と比較して特に高いというほどでもなく、気温も高いというわけでもないのに、雨量はこれまでにないようなものとなってしまった。

ここにきて気温が低い状態とは言え、年間の気温としては過去1,2位を争う水準であり、これが歴代4、5位にまで下がるには今後の気温が相当低くならなければならない。そのような場合は、すでに大きな打撃をこうむっている農業にはさらに大きな被害が発生するかもしれない。当面は気温が高い予想が消えているが、下がったとしても、歴代2、3位の水準にとどまるのだろうか?

 

 


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