整列機とは?

部品供給方法、部品供給装置のいろいろ

人に近いアンドロイドの実現は?

2017-06-21 10:18:54 | 効率アップ
コーヒータイム(与太話)

今回も、整列機や整列治具の話からは脱線します。
申し訳ありません。

最近、AI(人工知能)が話題に登る事が多くなって来ました。
将棋やチェスでは、人はもうかなわなくなり始めています。

AI自体は、結構以前から用語としては普及していましたが、
ネットワーク、そしてビッグデータを参照する事により、
今までは縁が薄かった機能が、一般のユーザーにも身近に
なりつつあります。

カメラ画像をリアルタイムに翻訳して表示してくれる機能は、
凄いですし便利ですよね。

AIに関する展示会も開かれるようになって来ました。

さて、AIの普及が進むと、そこに擬人的な機能を
追い求めるようになります。

単に人間からの一方的な指令を待つのではなく、
記録されたパターンやビッグデータなどを参照して、
人間に今日の服装や酒(外食)などをアドバイスする事も
できるようになって来ているそうです。

処理能力も上がり、映像認識・音声認識した情報から、
瞬時に答えを導き出し、あたかも人と会話しているかの
ようなレスポンスに近付きつつあるようです。

只、この場合のAIは、大部分が固定された装置であり、
人間のようには動く事が出来ません。

動けたとしても、ペッパーのようなレベルです。
人間のような滑らかな動きはできませんし、
単独で歩き回る事もできません。

SF映画に出て来るような人型ロボット
(アンドロイド)はいつ登場するのでしょうか?

皮膚や造形は、一見すると作り物には見えない
レベルにまで達していますが、その動きはまだ
ぎこちないため、あまり大きな動作をさせると、
すぐに作り物だとバレてしまいます。
その場から移動せず、顔の表情を変えるだとか、
手をゆっくり動かす程度です。

また、制御装置が別置きになっていたり、
そばにオペレータがいるのが現状のようです。

映像と音声を認識し処理し、単独で動き回れて、
人間と見分けが付かない皮膚と造形を持ち、
そして滑らかに動く、それができるのは
30~40年後くらいでしょうか?もっと先?

皮膚にしても、今は動きが小さいから良いですが、
一日千歩を歩いたら、一年で数十万歩になって
しまいます。

人間と同じように腕を振りながら歩くと、
特に関節部分の皮膚はそれだけ伸び縮みが
繰り返されますので、肌のツヤや弾力を
維持するのは難しいのではないかと思われます。

細胞ならば再生を繰り返しますので、
劣化を防止できますが、紫外線・温度・湿度・
風雨などにも晒されると、現在の人工物では、
少なくとも人の肌に近い状態を
保ち続けるのは限界が有るように思えます。

映像では人間と区別が付かないCGが普通に
動き回れるようになっていますし、
映画では人間がアンドロイドを演じています。

これが本物のアンドロイドになるとなると、
まだ先は長そうです。


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