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美術館でのマナーが悪くなって来ましたね

2017-07-19 13:07:47 | 効率アップ
コーヒータイム(与太話)

私は趣味でよく美術館に行きます。

若い頃は西洋絵画ばかり見ていましたが、
年齢を重ねるに連れ、日本の古い絵画も、
その良さが分かるようになって来ました。

東京には、西洋東洋を問わず、大小様々な
美術館が有り、その気になれば週替わりで、
土日に美術館に絵を見に行く事ができます。

1~2ヶ月くらい経つと、展示品が入れ替わるので、
また同じ美術館で、違う展覧会がやっている
わけです。

一般のメディアでも取り上げられるような
有名な展覧会ですと、入るのに1時間待ち、
という場合もあります。

しかし、大部分の展覧会は、待ち時間は
あまり無くて入れます。

それは良いのですが、最近、絵を見る人の
マナーが悪くなって来た気がします。
同じ感想を持っている方もいらっしゃるかと
思います。

大別すると、話し声がうるさい人と、
人を押しのけて行く人です。

話し声がうるさい人や、携帯電話が鳴る人は、
監視員(学芸員)の人が注意してくれます。

子供が騒いでも、親が注意しないので、
監視員の人が(親に)注意を促します。

それでも、その場は監視員さんのおかげで
収まるので、それはまだ良いのですが、
人を何気に押しのけて行く人は、
監視員の目からはわかりにくいので、
美術館に入ってから出て行くまで、
ずっと人を押しながら歩いて行って
いるようです。

絵は、人によって見るペースが違いますし、
絵によっても、長い時間立ち止まって
見たい物もあります。同じ画家が描いた絵でも、
興味を引く物と、そうでない物があります。

要は、絵は一定のペースで見て回るというのが
難しいのです。

それでも、何かのアトラクションと
勘違いしているのか、自分が歩き回る
ペースを一定に保とうとする人がいます。

先日、押され続けていたアベックの男性の方が、
ついにその場に踏ん張っているのを見掛けました。
女性の方も、呆れながら、押して来ている人を
見ていました。

なんだコイツ、みたいな視線を送ると、
睨み返して来る人もいますね。

確かに人気の有る展覧会は混みますし、
人の頭越し、もしくは人と人の隙間から
見るような格好になってしまう場合も
ありますが、それでも大部分の人達は、
人にぶつからないように気を遣って
歩いています。

しかし、そんな暗黙のルール、知ったこっちゃない、
という人もいますね。

また、絵によっては、少し引いて全体を見たい
場合もありますので、絵と見物客の間に、
微妙に人が通れるくらいの隙間ができている
事もあります。

人が見ている絵の前を横切ったりしない
ようにするのがマナーですが、横切りまくる
人もいますね。

それどころか、人と絵の間に割り込んで、
その絵を見ている人もいます。

古い日本画の展覧会ですと、見物客の年齢層が
高くなるからか、混んでいても、そういう事は
あまり有りません。

でも、その人達も、歳を取ったから
マナーが良くなったわけではなく、
恐らく若い頃からマナーが良かった
ように思えます。立ち振る舞い方が
何となく違いますからね。

で、前述のマナーが悪いのは、
やはり若い人達が多いですね。
男女を問わず。

美術館によっては、かかとが固い靴で歩くと、
音が響くため、音を立てないで歩いて下さい、
と注意書きしている所や、別に履き物を
用意している所も有ります。

それだけ、見物客全員が快適に見て回れるように
気を遣っている美術館もあるという事です。

そこで、人を押しのけたり、人と絵の間に
割って入ったりする人がいたら、
元も子もないですね。