ドイツはジャガイモを食べる国民として有名。
義母がいつか言っていた、
『ドイツ人はジャガイモにはこだわりがあるのよね、日本人がお米にこだわるのと同じだと思うけど』
彼女の言う通り、たかがジャガイモされどジャガイモ、
種類はかなり豊富。
いろんな名前のついたジャガイモがあるみたいだけど、おおざっぱに分けてだいたい2種類または3種類のジャガイモが選ぶことができる。
ちなみに私のよく行くスーパーREWEやエデカだと、
Fest kochend 煮くずれしにくい
Vorwiegend festkochend やや煮くずれしにくい
Mehligkochend 煮くずれしやすい
の3種類はいつも店頭に並んでいる。
ときどき『インカの目覚め』(たしか日本でそんな名前で売っていたと思うんだけど)みたいな独特なジャガイモもあるけど。
どんな料理に使うかでどのジャガイモにするか選ぶことをおススメしたい。
マッシュポテトなら Mehlig、 ポテトサラダならFestkochend なんていうふうに。
私は個人的に煮くずれしにくいジャガイモが好き。
季節や保存状態によったりするのだけど、ねっとりしていて甘みがある。
さて、本日はその煮くずれしにくいタイプのジャガイモでポテトグラタンを作った。
かなり時間がかかる料理ですけど。

ジャガイモ1.5kg(4~6人分)をスライスしてニンニクのみじん切りと塩こしょう、ナツメグ少々を牛乳約500mlでじっくりコトコトと煮る。
こげつきやすいからごくとろ火で時々まぜかえしながら、水分がなくなったら牛乳を追加していって、
クシがスッと通るようになったらバターを塗ったグラタン皿に浅めにしいて、生クリーム200mlをかけて、上からバター80gをところどころにばらまいて、200度のオーブンで45分くらい焼く。


肉料理の付け合わせにするのだけど、子供たちはこれだけでも大満足。
スーパーではフェルトザラートと表記が一般的です。
義母はアッカーザラートと呼んでいます。
冬が旬の葉っぱで、冬のビタミン源ですね。
スーパーで買うものは比較的砂や泥が少ないので扱いやすいことが多いです。 マルクトで買うと砂や泥がたくさん入っていることがあって、洗うのに一苦労することがありますけどね。