【ニューヨーク=山川一基】16日のニューヨーク外国為替市場では円相場が急上昇した。同日昼(日本時間17日未明)の取引で一時、1995年4月以来約16年ぶりに80円を突破して1ドル=79円98銭をつけ、史上最高値の1ドル=79円75銭に迫った。東日本大震災の影響で、日本企業などが外貨建て資産を円に替える動きを強めるとの見方が広がっている。
また、同日のニューヨーク株式市場は、日本経済の停滞や福島第一原子力発電所の事故を懸念して続落。大企業で構成するダウ工業株平均は一時、前日終値比で194.59ドル安い1万1660.83ドルまで下落した。
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