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「元高見盛・振分親方、「忘れられない」思い出の一番は」:イザ!

2013-04-22 08:23:23 | 日記
「稽古では弱いくせに」先輩にいじられ…に戻る
【話の肖像画】大相撲親方・振分精彦(元小結高見盛)[5]
現役時代で思い出に残っている一番と言えば、まずは新三役となった平成14年秋場所初日の横綱貴乃花関戦。
あの日のことは忘れられません。
恐怖感が高まりすぎてしまい、前の夜はまったく眠れませんでした。
気がついたら、花道に立っていた状態です。
横綱と初日に自分が当たる。
しかも横綱の8場所ぶりの復帰戦で。
結果的には勝てませんでしたが、自分の相撲を出せました。
もう一つが、15年名古屋場所、横綱朝青龍関を倒した一番です。
年は私が4つ上ですが、初土俵は私が1場所遅いだけでほぼ同期といえます。
朝青龍関が当時所属していた若松現金化 比較部屋と東関部屋は近くにあったので、よく一緒に稽古をしました。
朝青龍関は生傷がない日がないというような相当な稽古量でした。
私がけがをしている間にスター街道に乗り、いつの間にか横綱になっていました。
あの一番の映像は、テレビでその後もよく見ましたが、体で覚えています。
まず左からきた横綱の張り手をこらえ、右四つにして寄り切りました。
集中していたので本当に意識がなかった。
相撲をとり終わった後、「勝ったのか、俺。
勝ったんだ勝ったんだ」と。
理解するのに数秒かかりました。
力の差があったからこそ、いろいろな感情がこみ上げてきた。
同じ名古屋場所では横綱武蔵丸関にも勝利し、場所2個目の金星を獲得しました。


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