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『奇怪な果実』ジョン・コナリー

2006-02-04 10:03:38 | ★積み上げて…(本)


 

ジョン・コナリーのものは初めてで…
初めて読む作家さんのものは、1作目から読むようにしているのですが、初めに手にしてしまったのがコレでして… →いきさつはコチラ

イヤハヤ、これはプロローグで止めようかと思ったくらい入り難かったですよ;
殺し屋で主人公の相棒のルイスとエンジェルってのが出てきたくらいからやっと入り込めました。(P81以降)

入り込んでみると面白い。
一気にいこうかどうしようか…シリーズの2作目だし。
やっぱり1作目を読んでからにしようかなぁ…とも思ったのですが、そのまま行っちゃいました;
コレを読むと、1作目『死せるものすべてに』のあらすじがほぼわかってしまいますが、すでに購入済みなので読みます。

ハードボイルド系って、主人公(程々に強いor結構弱い)に、とっても強くて頼りになる相棒がつくんですよね。
でもって、アタシはこの相棒に弱いんです。
今回もルイスにやられてしまいました。
惚れました。(でもゲイなのよね…でもって、エンジェル♂と恋人同士…

現在、<バードシリーズ>(主人公がチャーリー・”バード”・パーカー)は5作目まで書かれているそうです。
たぶんこのシリーズも読みつづけてゆくと思います。

だって、ルイスがいるんだもん。。。


 
 

『奇怪な果実』上下 ジョン・コナリー∥北澤和彦 訳 (講談社文庫)

(上巻カバーあらすじより)
私立探偵バードは、幼なじみの窮地を救うべく仕事を引き受ける。ところが、それが思わぬ事件へとつながっていく。幼なじみの夫の失踪、ギャングの抗争、老女の自殺…。何の関係もないと思われていたさまざまな要素が、ある一点を指しはじめたのだ。三十数年前に起こった、あの忌わしい事件へと―。

(下巻カバーあらすじより)
若いカップルの失踪。森の中で発見された男の死体…。すべての事件の鍵を握るのは、地元で邪悪の代名詞となっている「ケイレブ・カイル」という男だった。バードが彼に一歩近づくたびに死者の数も増えていく…。前作『死せるものすべてに』でシェイマス賞を受賞した本格派が放つ、ハードボイルド巨編。


著者 ジョン・コナリー(『奇怪な果実』下巻末より)
1968年、アイルランド・ダブリン生まれ。ジャーナリスト、バーテンダー、地元政府の公務員、ウェイター、ロンドンのハロッズ百貨店の雑用係など、さまざまな職業を経て、作家に。シェイマス賞を受賞した処女作『死せるものすべてに』は1999年に上梓された。バード・シリーズは、今作が2作目となる。


訳者 北澤和彦(『奇怪な果実』下巻末より)
1951年、東京都生まれ。東北大学文学部卒。出版社勤務を経て翻訳者に。主な訳書に、R・ルーランド『哀しみの街の検事補』(扶桑社ミステリー文庫)、G・コーエン『贖いの地』、M・A・コリンズ『ウインドトーカーズ』(ともに新潮文庫)、J・W・ホール『豪華客船のテロリスト』、J・ケラーマン『モンスター』(ともに講談社文庫)など多数。




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