明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

人生終ってみればすべて暇つぶし(4)サミットの功罪・・・4/29/2023

2023-04-29 12:43:00 | 今日の話題

1、広島サミットで市民は右往左往
新幹線で不審物騒動があったり和歌山で首相銃撃事件があったりと、サミットで各国首脳が集まるのに不穏な空気が漂っている。何もこんな時に「岸田さんの地元」だからって言うだけの理由で人口密集地に近い場所にするというのは如何なものかと思う。こういう個人的な都合で振り回されるスタッフや市民の心情を思うと、首相なんだから「皆さんのやり易い場所でやってください」位の事がスラっと言える人と言うのは、私の考えだが「歴史に残る人」ではないだろうか。そういいう意味で言えば、記憶にあるのは北海道洞爺湖でやったサミットだ。これは警備の面でもキチッとしてた、と評価が高かったと思う。

まあG7メンバーの首脳達は空港からヘリ等で直接ホテルに行くんだろうから問題は無いとしても、広島市中の交通規制とか学校の休校とか工事の中止とか、とにかく期間中の広島は厳戒態勢で「市民の生活は完全ストップ」らしい。しかもサミットという政治ショーをやって何か広島市民にメリットがあるかと言えば、何も無いのである。何とか他の方法なり場所なり考えるとか出来ないものだろうか。余りにも市民の犠牲が大き過ぎる。

しかも最近はG7の存在感が薄れていて、世界の注目度も「G20」に遠く及ばないと言う。そんな「お寒いサミット」に独り大はしゃぎして核拡散防止だの温暖化対策だのと、国内向けに「ここぞ」とばかりにリーダーシップを発揮しようとしている岸田さんが、もう「哀れな道化役」にしか見えないからミジメである。肝心要のウクライナ問題は「中国習近平」が仲裁に入って、今全世界がウクライナとロシア双方の動きに注目している状況だという。中国がますます存在感を示しているのと好対照に、日本の影響力は限りなく小さい。

勿論G7の声明なんか誰も「気にしちゃいない」のである。寂しいねぇ。こんなサミットに「犠牲だけ」させられて何も見返りがない広島市民は、いい「面の皮」ってことになるんだろうか?。ご愁傷さまです。

2、酒税法が変わってビールの値段が狭まって来た!
今年の10月にまた酒税法が変わって、ビール業界も価格改定になるというニュースが入ってきた。今度は本物が安くなって、第三のビール等が高くなるらしい。つまり値段の差が縮まるのだ(おお、ラッキー!)。値上げラッシュの中、今まで節約してクリアアサヒとか本麒麟とかをチビチビ飲んでたが、これからは「本物のビール」を飲んじゃおうかな?なんて気が急いて、思わず昨日「スーパードライ」を買って来た。で、フタを開けようとプルタップをグイッと引っ張ったら、何を間違えたか或いは操作が強すぎたのか、何れにしても「泡をスボンの上にぶちまけて」しまった、あわわわ(冗談はよしこさん・・・古い昭和ギャグ!)。

新しいスーパードライはビアホールで味わう「泡」が売りである。だが脳梗塞の後遺症で飲み込みが上手く行かない私には、この泡と言うやつが「全くもって邪魔」なんである!。世の中上手く行かないもんだ、とはこのことだよねぇ(もう退院してから6年も経っているのにまだ元には戻っていない!)。世間一般は「泡ぶくぶく」で凄いじゃん!と歓喜の声を上げているのに、私は「まったく余計なことしやがって!」と愚痴をこぼしながら泡まみれのスボンを拭いているのである。ああミジメ。

とにかく値段の差が無くなって選択肢が増えるのは歓迎だ。但し、キリンの「淡麗グリーンラベル」は全然旨くないから「二度と」飲まないつもりである。キリンとはどうも私は「合わない」ような気がする・・・。で、ランクは取りあえず「最低」としておこう(あくまで私の好みである)。

3、国家公安委員長って馬鹿なの?
どこそこのウナギがどんだけ旨いか知らないが、一国の首相が遊説先で爆弾魔に襲撃されたって言うのに、その警備を任された最高責任者がパーティの席とは言え、「食事が美味かったとかしっかり食べたとか」得意気に喋るトークセンスって、どうなのよ?って話だ。まあ、この手の「空気読めない男」は岸田首相にしてみれば「あのバカが!」って怒り心頭だろうねぇ、マジで。

昼のワイドショーではこの国家公安委員長っていう役職は実は大した事無いらしくて、世間のイメージは重要ポストでも、こないだの法務大臣とかと一緒で「誰がなっても大差ない閑職」のようだ。政治の「重要な場面」では一切お呼びが掛からなくて、「派閥の数合わせポスト」としてだけ機能している「お飾り」の典型だそうだ。この男にしてこの役あり。まさに適材適所、さもありなん、である。だからパーティなどで久々に発言の機会が与えられると「さあ出番だ!」とばかりに緊張し過ぎて、本人唯一の特技と思い込んでいる「習い性のウケ狙い」が思わず出ちゃって「なんだろうね、このオッサンは?」となってしまったというわけだ。多分、いつも何か面白いことを言って、皆を笑かすことで少しはお役に立つことが出来るという「強迫観念みたいなもの」に追い詰められてしゃべってしまったのだろう。能力がないだけに一層「可哀想な男」である。

岸田首相にしてみればテロ対策で「自分の身を守る砦」の国家公安委員長がボケ丸出し発言で炎上してるんだから、即刻クビにして新たに「まともな奴」を据えるべきなのだが、元々数合わせポストだから次に誰を持ってくるかが悩ましい。というか、考えるだけでも鬱陶しいので「次の内閣改造まで放ったらかしにしちゃえ!」、という気分なのだろう。谷氏には針の筵だが、それもこれも「自らが撒いた種」である。岸田首相の陰湿で意地悪な性格から考えると、しっかり「世間の笑い者」になってもらえ、との判断と私は見た(笑いものなのは岸田さん本人なんだがねぇ)。

とにかく岸田政権って、もう「ズタボロのボロ」って事でしょう。しかし他に人材がいないのが辛い。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿