明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

人間は、やりたい事をやるのが幸せ

2016-02-28 13:00:56 | 今日の話題
我々は好きこのんで生まれて来た訳ではないし、どんなに嫌でも死ぬ時は死ぬ。入り口も出口も自由にはならない。ならば何のために生まれてくるのか。答えは「自然現象」と言う他はない。歳を取るとこのようなショーもない事を考えるようななる。初めは餌を取るために必死で、外敵から身を守りながら転々と餌を求めて歩く、ストレスの溜まる生活が何万年も続いた。餌が潤沢で時間が余るようになり、ストレスから解放されて熟睡出来るようになると、暇を持て余すようになる。そう、人間は働き続けるように出来ているのに、なぜ暇ができるのだろう。

世の中のお金持ちは皆働き者のように見える。もう十分ではないかと思うくらいお金を溜め込んでいるビル・ゲイツなんかを見ても、余り遊んでるようには見えない。朝起きて歯を磨き、ご飯を食べてウォーキングにバードウォッチング、お昼を食べて昼寝をして、テレビを見てまた夕食をたべ、お酒を飲んでカラオケを歌い、風呂に入って早めに寝る。これを一年やってまた繰り返す、何もしないけどどうなんだろう。これを余生と言う、まさに余った人生って意味、ぴったりだ。オマケではなく、余分なのだ。

昔は15歳、今は20歳で成人式、独り立ちのときである。25て子供を産めば50になって孫が出来る。75で曽孫が出来るから、人間の一生とすると大往生である。だが医療の進歩で本人はピンピンしている、どうなっているのか。これで平均寿命というから下手すると100まで生きちゃう。玄孫も出来ちゃうから全部一人っ子として日本の人口が4人減る事になる、エライコッチャ。いや、まだ全員生きてるから4人増えたのかな?まて、奥さんの関係を考えると2人が一人っ子を生むのだから 4人で2人、それが結婚して結局一人っ子を産んで8人で1人、最後に玄孫になる頃には16人で一人になる。あ~暇だ暇だ。

人間は時間が余って暇を持て余すようになると、年に関係なく余生である。生きて行くのに必死な人、仕事があって周囲からも必要とされている人、夢に向かって頑張っている人、みんなそれぞれに人生を全うしている人である。それに比べて、明日やる事がまだ決まってない人はただ社会の資産を食いつぶしている余計者である。それでも仲間がいて「おう、今日も生きてるね!」と言える人はまだ良い。施設に入って介護してもらうだけの毎日では、ただ日を過ごし、死を待つだけである。そうなってはもう遅い、そうならないためには何が必要なのか、そこで少し時間を使って考えてみる。これも1つの暇つぶし、孤独な作業である。

1 他の人が喜ぶ事をやる。皆んなが感謝しているという感覚が、次の行動のモチベーションになる。これは反応=リアクションがやる気につながるので、タイムラグがでる。「感謝される人生」と呼ぼう。感謝される内容の大小によって喜びが大きくなるので、中毒性がある、

2 自分が喜ぶ事をやる。下手をすると麻薬や酒に溺れてしまいそうだが、何をするかは取り敢えず問わない事にする。これは「快楽人生」で終わりが無い。普通は何か面白い事を見つけても、だんだん飽きてくるものである。いつまでたっても飽きない事はそう無いので難しい。

3 何か目標があってそれを達成する事または達成しようと努力している事が生きがい。最終的には達成しないか更に次の目標が生まれるのが理想である。「目標人生」である。目標に近づく事が二義的に喜びである。この場合、とても達成出来ない目標は逆効果になる場合もある。

4 仕事または作業に一生かけて従事する人生、とにかく続けて行く事が自分の役割と認識して疑わない。社会の中でポジションを得る場合もあり、社会から見放されてひっそり片隅で続ける場合もあり、後を継ぐ者の存在を考える場合もあるが基本的には自分の代で終わらせたく無いのが本音。「天職人生」である。

5 上記の人生のように満足のいく人生を不幸にして送る事が出来ない人生、それでも、ほんの僅かでもどれかのパターンに入って努力の結果が有ればここに入らない。ここは不平・不満の人生である。どうして自分だけが不幸に陥るのか、世の中不公平では無いかと恨む人生がこのパターン。現実には最低の人生では無いのに、自分に相応しい人生では無いと不満を言う。「自己愛人生」と呼ぼう。

要は自分の人生だから、これらの内どれを選ぶかは自由である。どれを選ぶか考えている内に時間が経って、ハイ終了!って事もあり得る。何でもありである。所詮はヒマなので、余生だから「暇つぶし人生」と言うのも1つの答えとして追加して置きたい。なんか最近世の中どーでも良い話題ばかりになってきた、これ「感受性の欠如」ではないかな。テレビのニュースも程度が低いものばかり。こういう鬱屈した精神状態がトランプ氏やサンダース氏の躍進を後押ししてると思うと、安倍政権もしばらくは安泰なのかも知れない。ま、関係無いけどね。

最後に反省、つまらない事を書いてしまった。ごめんなさい。明日からは真面目にやろーっと。


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