明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

BlackBerryのKEYoneが待ち遠しい

2017-05-11 22:00:30 | 科学・デジタル
キーボード付き新型スマホが発表されてから今か今かと待っているのだが、一向に発売のニュースが入ってこない。エキスパンシスのサイトで一応予約は受け付けているのだが、実機の評判を確認してからにしようと待っている状況である。物理キーボードがついたスマホでまともに使えるのは現在PRIVと言うモデルだけであるが大変に高いので、私はテキスト入力のみに限定して使うことにしてクラシックという端末を買った(現在販売終了)。買ってからほぼ10ヶ月になるが、ブログの入力用としてなんとか使っている。最近はTUNEーINを入れて、ラジオを聴きながらブログを書くという作業に大活躍している。とにかく機能はテキスト入力だけしか求めていないので、期待通りの性能である(日本語変換の程度は、イタリア人のの日本語という感じと思った方が良い)。

しかし新製品が出るというのだから、期待は膨らんで来るのは当然。噂の段階からヤキモキして待っていたが、「まるで音沙汰無し」である。そこで暇潰しに、私のスマホに関する要求を思いつくまま書いてみることにした。こんなスマホがあったらいいな、である。なお、情報を見るためには iPad mini を持っているので、スマホの方は物理キーボードが必須条件である。

1 電池は大型長時間のものと交換可能
iPhone以下ほとんど全部のスマホは電池交換ができなくなってしまった。昔の携帯はサードパーティーから大容量の電池が出ていたりして、選ぶ物によっては個性も出せて良かったのだが何ともつまらなくなった。理由はもちろんあるのだろうが、やって出来ないわけでは無いのだから是非やってほしいものである。製品の寿命というのは電池の持ちが悪くなるのとOSのアップデートの対象外になるのが2大要因であるから、少なくとも電池くらいは解消してほしい。重さは我慢できるのだから3日くらい持つ交換用電池を用意しておけば、実に快適に使いこなせると思うんだが如何だろうか。

2 文字入力時のカーソル位置がフルスクリーンで移動できること
タッチスクリーンで指で場所を決めて修正するのは、iPhoneでも大変効率が悪く、年とっているせいか「思ったところにカーソルを移せなくて」イライラするのが耐えられないのである。今のブラックベリーはセンターにトラックパッドがついているので、少し扱いが変な動きになるけど、まぁ良しと言える。これに類する物理的キーがついててくれたら最高だ。無ければ矢印で上下左右に動かしてもいい。さらに削除用のbackspaceに「delete」キーがあれば言うことなし。ブラックベリーはキー数が限られているが、シフトキーとかファンクションキーとかで機能は増やせると思うので、何とか対応できるんじゃないかと思う。半角英数字やカタカナを手軽に入れられれば最高であるが、テキスト入力にはこだわってもらいたい。むしろ「モバイルのワープロ」と考えてもいいくらいである。だから日本語変換に必須の「かっこ」や「・」が簡単に打てるなどという機能は、とことん乗っけてくれればファン層も拡大しようってもの。スマホ業界にブラックベリーしか無いという物理キーボードの魅力を最大限にアピールすれば、少なくとも5%くらいのシェアは取れるんじゃないかと思うがどうだろう。

3 アプリは必要最小限のものが動けばよい
最初に電話、それからメール。これは電話機だから当然だ。次にアプリだが、a乗換案内 b天気 cカレンダー d地図 eパスワードキーパー、その位だろうか。ゲーム系はもちろん不要だし情報系もiPadがあるので不要だし、出先でとっさに必要なアプリと言えばこんな所だと思う。地図は調べ物をする時はiPadでやり、目的地に行く時のナビに使うというのが便利だ。パスワードキーパーは銀行で下ろす時やクレジットカードの支払いの時に、暗証番号を見るのに必要である。後はラジオ系のアプリをいくつか入れておけば充分事足りると思う。所詮は通勤時の電車の中などのちょっとした空き時間に暇を持て余してニュースなど見るのであるから、もともとどうしても必要という訳ではない。時間はなるべく有効活用するのが私の願いだから、一日なんだかんだと忙しく何かをやっていて、夕方ちょっとホッとした時に「今日は色々やったなぁ」と思えるような日があれば最高である。達成感というか生きているというか、自分なりに満足した一日が過ごせたというのが欲しいのである。もちろん死ぬ時も同じ感覚があるという前提で、であるが。

4 カメラ
写真機能は良ければ良いに越したことはない。自撮りなんてシャレたものは要らないが、旅行した際などにはパチりと撮っておけば記憶の助けにもなるし、何より「ブログを書く時の参考に」なると期待している。残念ながら今は旅行に行く事はできないが、もう少ししたら自転車に乗ってあちこち散策したりして写真なども撮りまくってみようと思っている。「百人一首の歌枕を尋ねる旅」なんてのは、一生に一度はやってみたいものの一つである。いったいに日本人が世界に誇れるものの内で、誰か最高のものとは「歌である」というのが私の持論である。音楽や絵画彫刻の類いは西洋に敵わないが、こと和歌という形式にのせた「日本の美」は、美しいこと世界に無二のものである。この芸術の素晴らしさをどうやって西洋人に伝えるか悩むのだが、もともと文学というのは音楽や絵画と違って「本能的に直感でわかる」という風には行かないのであるから仕方がない、日本人に生まれたことを喜ぶしかないであろう。もちろん世界にも詩人がいて美しい詩を書いてはいるが、31文字という極小のスタイルに凝縮した和歌には「不要なものを捨て去った、元素のような心理の美」が表現されていて、それを味わう者に至福の喜びを与えてくれるのだ。しかも日本は世界に稀に見る「8代集」の伝統を持つ国である。勅選集をこれほど持っている国は、世界広しと言えどもそうそう無いであろう、正に和歌の国の称号こそ相応しい。それが平安の世を過ぎ鎌倉右大臣あたりで途切れてしまい、俳句などという俗っぽいろくでもない物に変わってしまったのは悔しい限りである。和歌は「和歌の心」があって初めて成り立つ芸術であるから、今更復活させようなどと奮闘努力しても無駄な事であるが、それにしても惜しいことである。まぁ、カメラでパチりと取って、僅かに余韻を楽しむ程度にするのがいいと思う。出来れば、広角と望遠は欲しい機能である。

5 検索
ブログを書いていて、ちょっと調べ物をしたい時がある。たとえば正確な日時であるとか人の名前とか、要するに年取って来て物忘れがひどく、どうしても思い出せない時などには重宝するのがネットである。考えていることをダラダラ書き流せばいいようなものだが、それでも少しは固有名詞を出さないと本当らしさが伝わらない。トランプが云々と言うのはいいけれど、フランスや韓国の大統領を「あの」とか「例の」とか代名詞呼ばわりは正直いってブログそのものが信用出来なくなるので一応調べることにしている。よって検索機能はあった方が良い。

6 evernote

実はこの間仲間4人で柏の増尾ゴルフと言うショートコースに行ってきたのだが、その帰りに柏で一杯飲んだ時の話である。一人が「この間の女子ゴルフ、アメリカのあれ、強かったなぁー」と言ったので、残りの3人も「そうそう、結局は韓国のあれが勝っちゃったけどね」と話を続ける。さらに「だけど日本のあれ、まだ経験が不足のせいかイマイチだったよね」「そうだよ力不足ってやつかな」、と合わせる。話は通じているのだが、どうにもお尻がこそばゆいのである。レキシー・トンプソンとかキム・ハヌルとか川岸史果とか、きちんと名前を言えないのが辛い。若い時にはこんなことなかったのだが、年を取ると急に思い出せなくなる。私だけかと思ったがそうでもないようだ。そこで私は、人の名前だけは evernote に書き出して、忘れないように努力する事にしている。この前は長年苦労していた「米倉涼子」をやっと覚えられたので、調子に乗って「石原さとみ」とか「名取裕子」とかバンバン書いてみた。今に100人位になりそうな勢いだが、カテゴライズして人名帳として記録している。なぜか人の名前が一番覚えられないようである。それも日本人の名前が覚えにくいから始末に困る。

以上、必要最低限のアプリを書いてみた。これでブラックベリーがKEYoneをサッサと売り出してくれれば言うことないのだが、他のメーカーでも「文章入力専用スマホ」という機種を出してくれないだろうか。世にも珍しい「LINEもフェイスブックもインスタグラムもやらない」、書くだけブロガーの願いである。テキスト入力だけというのも、これはこれで一つの「こだわり」であるのだが。






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