今日の箱根予選会で私が不思議に思ったのが、給水コップの置き方である。選手は「走りながら」台の上のコップを取るわけだが、スピードが出ているので並んでいるコッブを取るのが大変難しい。おまけにコップとコップとの隙間が(画面で見ただけだが)10cm くらいしか空いてなくて、丁度見た東海大学の選手が取るときには何回も失敗して、少なくとも6個から10個くらい、取れずになぎ倒して走っていった。これはコップを走る方向と同じ方向に「一列に並べている」からで、いつでも起こりうる「当然の結果」である。何故もっと取りやすい並べ方をしないのか、理解に苦しむ。
私の提案は、給水台に「一つだけ」コップを置き、走りながらでも簡単に取れるようにするというもの。これならどんなにスピードが出ていても、間違いなく選手は取れる筈である(私の想像)。そして給水台は100mの区間に30台位設置しておいて、それぞれボランティアスタッフが随時新しいコップを用意するように配慮すれば良い。
または、大学別に専用の給水台を用意する、というのでも可だ。今の給水ポイント方式だと専用ドリンクを用意しても、他の大学の選手が取るときに倒されてしまう可能性が無きにしもあらずたが、100m 位の区間であれば間違いなく選手に渡せるので、それぞれ工夫して対応することが出来ると思う。勿論、道の左右に分かれて給水する方法もあり得る。とにかく現状のやり方は全然いいとは思わないし、第一「バカの一つ覚え」のようで工夫するという考えが全くない。今までやっている方法をそのまま「踏襲」すればいいという事なかれ主義は、私の1番嫌いな「物事を考えようとしない」連中のやることである。それともコップが倒れて水がこぼれても「代わりのコップはすぐ用意できる」と思っているのだろうか?。または上手くコップを取るのも一つのテクニックだと思っているのかも知れない。つまらない事かも知れないが、ぜひ改善してもらいたいものである。
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ついでに過去記事だが、駅伝に付き物の「怪我とか」でタスキがつなげなくて途中で泣く泣くリタイアしたりという事も、何とか改善したいこと一つであろう。これは駅伝に花を添えるエピソードではあるのだが、選手にとって「究極の連帯責任を強いる」無慈悲なルールとも言えて、私は「別の解決方法」を提案したことがある。2019年10月27日に投稿した「全日本女子駅伝を見て思いついた改善策」という記事である。興味のある方は是非ご覧ください。
ちなみに中央大学はシードだったので、予選会は余裕をもって見ることが出来ました。予選会で10位以内に入れず「ガックリ膝から崩れ落ちる選手達を見るのが面白いので、ついつい見てしまいます。性格悪いですよね。
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