日本プロゴルフ選手権が小杉カントリーというパブリックコースで行われた。パブリックと言うとチープな入門コースというイメージであるが、こういう本格的なコースでもパブリックで営業していると聞いて、何となく行ってみたいなと思った。場所が富山と聞いて諦めたが、いつも行っている山梨大月の花咲カントリーとは、とにかく格が違う。やっぱゴルフが上手くなってくると、難しいコースに行ってみたくなるものらしい(私はまだ易しいコースで満足しているが)。
ところで今年の日本プロゴルフ選手権は、申ジエの一人舞台であった。なんだかんだ言っても技術が世界レベルの申ジエであるから、本気出せばこういう結果になっても不思議でも何でも無い。ゴルフも万国共通のルールに従って個人個人が競争するアスリートの世界であるから、強いものが勝ってあたりまえなのだが「それにしても」盛り上がらないこと夥しい。前回のゴルフ5では小祝さくらの初優勝がかかっていたのでそれなりにドラマチックだったが今回は、スリリングな追い上げもドラマチックな逆転もなく、ましてや優勝の予測すら「スタート前から分かっている」ようなもので、面白くも何とも無い。
申ジエが勝っても全然試合が盛り上がらないのは、ただ一つ「可愛げがない」からなのである。こうなりゃアンソンジュとか全美貞とか李知姫とかイミニョンとか、可愛くない韓国勢同士で「ヘビとマングース」よろしく「憎しみ合うエイリアンの殲滅バトル」でも見せなければ、日本のゴルフはダメになってしまう、と本気で思った。折角若くて活きの良い可愛い選手が大勢出てきたのだから、順繰りに優勝したって「1年持つ」ではないか。アメリカで女子ツアーが人気無いのも分かる気がするのである。それは外国人が勝つからダメではなくて、「韓国人が勝つから」なのだ。
韓国人は何故だか勝っても面白味がない。同じように小さい国でゴルフ後進国のタイが「近年結構頑張っている」のに比べて、既にアメリカでの歴史が古い韓国勢の「ツアーへの貢献度」がイマイチ低いのは「その独りよがりな国民性」に原因があると私は見ているのだがどうだろう。韓国人は全般的に「根暗」なイメージがある。スター性が無いと言えばそのとおりなのだが、どうも印象が「人付き合いが悪そう」なのである。本人に会ってみれば良い人なのかも知れないが、プロである以上「良い人だけ」では仕事にならない。やはり目で見てカッコよく、豪快なショットや感嘆するアプローチも見せてくれるし、歯を食いしばって耐えるクラッチパットを決めて観客を味方にするに可憐な姿も欲しいのだ。それが申ジエには申し訳ないけれど、無い!
ついでにテレビ放映にも苦言を呈したいのだが、1位の申ジエと2位のジョンジェウンはテレビに写っても当然として、首位と16打も離れているような「およびでない有村」のプレーなどを、同じ組というだけの理由で画面に写していたのには「怒りが込み上げてきて」どうにも収まらなかったのだ。私の友人は「可愛いんだから良いじゃないか」と言っていたが、どうもゴルフ放送の基本がなってない気がする。ファンよりスポンサーの意向が大事だというのも分からないでもない。しかし今回はLPGA公式戦なんだから、もっと色んな選手のプレーぶりを画面に出して欲しいのだが「全然ダメ」なのである。トップ独走が申ジエで面白くない上に、小祝や松田や濱田・大出といった若手の活躍もチョロっとしか映らないというんじゃ、途中で番組を切り替えられても仕方ないではないか!。
ゴルフ人口が減少しテレビも視聴率が取れないというのでは、試合の運営を「スポンサーに頼らなければ」というのも一応スジが通っているようだが、本当に他に方法がないのか。外部の人を導入するくらいの「大転換」が必要な時期はとっくに過ぎている。例えば「大都会で、ドーム球場などを利用した試合」なんかやれば、大いに盛り上がることは間違いない。今はトラックマンなどの機器が進歩しているので、100mのトラックがあれば「オーガスタでもペブルビーチでも」ゴルフコースはどこでも可能なのだ。ビールでも飲みながらワイワイ騒いで楽しめる上に、選手がスイング解説をしながら打ってみせるとか、工夫はいくらでも出来るはずである。ゴルフ場はそもそも遠い上に、マナーだなんだと「客を呼べなくなる仕組み」満載の試合なんか、行きたくても二の足を踏むのは当たり前である。おまけに豪雨や暴風に見舞われては、人気が出ないのも当たり前だ。東京ドームで天候に関係なく「ショー的要素がふんだんのゴルフゲーム」をビールとおつまみ付きで存分に楽しめるのなら、私は行ってみたいと思うけど皆さんはどーですか?とにかく今週の日本プロゴルフ選手権は、完全に期待外れに終わったのだ、全くもう!
とまあ、LPGAへの悪口で「さんざんブータレた」テレビ観戦記で白けたので、お酒の話題をちょっと。
そろそろ酒を4合瓶から紙パックに変えてみようと思い、スーパーでいろいろ見て「日本盛の大吟醸900ml」をチョイスしてきた。700円台なので100mlあたり120円位と非常にリーズナブルである。4合瓶で純米吟醸クラスだと100ml当たり170円はするので、アル添とは言え「相当安い」。私にとっては新しい試みだが、これが一般的な家飲みの形である。だいぶ量が飲めるようになったということか、確実に回復している証なので嬉しい限りである。
日本盛は黄桜・白鶴・大関・菊正宗などと同じ紙パックメーカーの一つで、アルミ缶入り純米生原酒シリーズを飲んだことから今回選んでみた。一時は日本酒業界を席巻していた「大量安物」の代名詞的ブランドだが、地酒ブームの波に押しまくられて「旨い酒」というイメージは全然ない。口開けは「トロトロ」で不味くはないが、どうも「日本酒らしいキレ」がない。こりゃ間違えたかな、と思って最初のうちは我慢して飲んでいたが、冷蔵庫に入れてから飲み始めて3日ほどすると「俄然舌に含むと清らか」になったではないか。喉越しも爽快で後味がかすかに甘味を感じるようになり、時間が発つに従って本来の大吟醸香を味わえるレベルになるみたいである。これで味をしめて、紙パックが大好きになったらどうしよう?
という心配は今のところないが、しばらくは紙パックを攻めてみることにする。そんなこんなで調子に乗って、今の段階の「私の日本酒ベスト10(上)」を上げて見る。
(1)鳳凰美田
栃木の銘酒で濃醇タイプ、今私の一押しである。嫌味な所が全く感じられない極上の味わいは、酒の王者と言ってもいいくらいである。近くで買えないのが辛いのだが、一升瓶でなら売っている。今度は4合瓶を取っておいて、漏斗で入れ替えてみようと思っているが果たして上手く行くだろか。
(2)屋守
こないだ新宿三丁目の地下で日本酒を揃えているという店に入ったが(SN氏に連れて行って貰った)、東京の隠れた銘酒とテレビで言っていたので飲んでみた。ちょい辛目の素晴らしい酒である。初めて飲んだので、これから少し攻めてみたい。
(3)十四代
言わずと知れた山形の代表的な銘酒。なかなか飲めないので有名だが「意外なところで飲めたりする」から、飲める時には「是非飲んでおく」ことにしている。だが最近は結構出回っているみたいで、ありがたみがなくなってきた。柏のデパートの食堂街にある蕎麦屋で飲めるのが嬉しい。
(4)初孫
これも山形の有名酒蔵、生酛「魔斬」がお気に入りだ。私は全体的に「やや辛口目」で吟醸香がしっかり味わえる「旨口」が好みである。その意味で、昔からの酒どころは良い酒が多い。特に山形・福島・石川・兵庫・広島というのは銘酒が多いと感じる。栃木が近頃元気なのは不思議だが・・・。
(5)酔心
大観先生お気に入りというのが売りである。純米としては普通だが、ランクの高い酒もまだまだあるので2000円ぐらい出してもいいから飲んでみたい(720mlで)。私の飲む酒はスーパーで売っているものだが、やや酸味が強めの「酔う」ための酒である。どっちかと言うと「宣伝文句」でやられた感じもする。大観先生、飲んでますか?
以上である。次回、ベスト10(下)のほうもよろしく。
ところで今年の日本プロゴルフ選手権は、申ジエの一人舞台であった。なんだかんだ言っても技術が世界レベルの申ジエであるから、本気出せばこういう結果になっても不思議でも何でも無い。ゴルフも万国共通のルールに従って個人個人が競争するアスリートの世界であるから、強いものが勝ってあたりまえなのだが「それにしても」盛り上がらないこと夥しい。前回のゴルフ5では小祝さくらの初優勝がかかっていたのでそれなりにドラマチックだったが今回は、スリリングな追い上げもドラマチックな逆転もなく、ましてや優勝の予測すら「スタート前から分かっている」ようなもので、面白くも何とも無い。
申ジエが勝っても全然試合が盛り上がらないのは、ただ一つ「可愛げがない」からなのである。こうなりゃアンソンジュとか全美貞とか李知姫とかイミニョンとか、可愛くない韓国勢同士で「ヘビとマングース」よろしく「憎しみ合うエイリアンの殲滅バトル」でも見せなければ、日本のゴルフはダメになってしまう、と本気で思った。折角若くて活きの良い可愛い選手が大勢出てきたのだから、順繰りに優勝したって「1年持つ」ではないか。アメリカで女子ツアーが人気無いのも分かる気がするのである。それは外国人が勝つからダメではなくて、「韓国人が勝つから」なのだ。
韓国人は何故だか勝っても面白味がない。同じように小さい国でゴルフ後進国のタイが「近年結構頑張っている」のに比べて、既にアメリカでの歴史が古い韓国勢の「ツアーへの貢献度」がイマイチ低いのは「その独りよがりな国民性」に原因があると私は見ているのだがどうだろう。韓国人は全般的に「根暗」なイメージがある。スター性が無いと言えばそのとおりなのだが、どうも印象が「人付き合いが悪そう」なのである。本人に会ってみれば良い人なのかも知れないが、プロである以上「良い人だけ」では仕事にならない。やはり目で見てカッコよく、豪快なショットや感嘆するアプローチも見せてくれるし、歯を食いしばって耐えるクラッチパットを決めて観客を味方にするに可憐な姿も欲しいのだ。それが申ジエには申し訳ないけれど、無い!
ついでにテレビ放映にも苦言を呈したいのだが、1位の申ジエと2位のジョンジェウンはテレビに写っても当然として、首位と16打も離れているような「およびでない有村」のプレーなどを、同じ組というだけの理由で画面に写していたのには「怒りが込み上げてきて」どうにも収まらなかったのだ。私の友人は「可愛いんだから良いじゃないか」と言っていたが、どうもゴルフ放送の基本がなってない気がする。ファンよりスポンサーの意向が大事だというのも分からないでもない。しかし今回はLPGA公式戦なんだから、もっと色んな選手のプレーぶりを画面に出して欲しいのだが「全然ダメ」なのである。トップ独走が申ジエで面白くない上に、小祝や松田や濱田・大出といった若手の活躍もチョロっとしか映らないというんじゃ、途中で番組を切り替えられても仕方ないではないか!。
ゴルフ人口が減少しテレビも視聴率が取れないというのでは、試合の運営を「スポンサーに頼らなければ」というのも一応スジが通っているようだが、本当に他に方法がないのか。外部の人を導入するくらいの「大転換」が必要な時期はとっくに過ぎている。例えば「大都会で、ドーム球場などを利用した試合」なんかやれば、大いに盛り上がることは間違いない。今はトラックマンなどの機器が進歩しているので、100mのトラックがあれば「オーガスタでもペブルビーチでも」ゴルフコースはどこでも可能なのだ。ビールでも飲みながらワイワイ騒いで楽しめる上に、選手がスイング解説をしながら打ってみせるとか、工夫はいくらでも出来るはずである。ゴルフ場はそもそも遠い上に、マナーだなんだと「客を呼べなくなる仕組み」満載の試合なんか、行きたくても二の足を踏むのは当たり前である。おまけに豪雨や暴風に見舞われては、人気が出ないのも当たり前だ。東京ドームで天候に関係なく「ショー的要素がふんだんのゴルフゲーム」をビールとおつまみ付きで存分に楽しめるのなら、私は行ってみたいと思うけど皆さんはどーですか?とにかく今週の日本プロゴルフ選手権は、完全に期待外れに終わったのだ、全くもう!
とまあ、LPGAへの悪口で「さんざんブータレた」テレビ観戦記で白けたので、お酒の話題をちょっと。
そろそろ酒を4合瓶から紙パックに変えてみようと思い、スーパーでいろいろ見て「日本盛の大吟醸900ml」をチョイスしてきた。700円台なので100mlあたり120円位と非常にリーズナブルである。4合瓶で純米吟醸クラスだと100ml当たり170円はするので、アル添とは言え「相当安い」。私にとっては新しい試みだが、これが一般的な家飲みの形である。だいぶ量が飲めるようになったということか、確実に回復している証なので嬉しい限りである。
日本盛は黄桜・白鶴・大関・菊正宗などと同じ紙パックメーカーの一つで、アルミ缶入り純米生原酒シリーズを飲んだことから今回選んでみた。一時は日本酒業界を席巻していた「大量安物」の代名詞的ブランドだが、地酒ブームの波に押しまくられて「旨い酒」というイメージは全然ない。口開けは「トロトロ」で不味くはないが、どうも「日本酒らしいキレ」がない。こりゃ間違えたかな、と思って最初のうちは我慢して飲んでいたが、冷蔵庫に入れてから飲み始めて3日ほどすると「俄然舌に含むと清らか」になったではないか。喉越しも爽快で後味がかすかに甘味を感じるようになり、時間が発つに従って本来の大吟醸香を味わえるレベルになるみたいである。これで味をしめて、紙パックが大好きになったらどうしよう?
という心配は今のところないが、しばらくは紙パックを攻めてみることにする。そんなこんなで調子に乗って、今の段階の「私の日本酒ベスト10(上)」を上げて見る。
(1)鳳凰美田
栃木の銘酒で濃醇タイプ、今私の一押しである。嫌味な所が全く感じられない極上の味わいは、酒の王者と言ってもいいくらいである。近くで買えないのが辛いのだが、一升瓶でなら売っている。今度は4合瓶を取っておいて、漏斗で入れ替えてみようと思っているが果たして上手く行くだろか。
(2)屋守
こないだ新宿三丁目の地下で日本酒を揃えているという店に入ったが(SN氏に連れて行って貰った)、東京の隠れた銘酒とテレビで言っていたので飲んでみた。ちょい辛目の素晴らしい酒である。初めて飲んだので、これから少し攻めてみたい。
(3)十四代
言わずと知れた山形の代表的な銘酒。なかなか飲めないので有名だが「意外なところで飲めたりする」から、飲める時には「是非飲んでおく」ことにしている。だが最近は結構出回っているみたいで、ありがたみがなくなってきた。柏のデパートの食堂街にある蕎麦屋で飲めるのが嬉しい。
(4)初孫
これも山形の有名酒蔵、生酛「魔斬」がお気に入りだ。私は全体的に「やや辛口目」で吟醸香がしっかり味わえる「旨口」が好みである。その意味で、昔からの酒どころは良い酒が多い。特に山形・福島・石川・兵庫・広島というのは銘酒が多いと感じる。栃木が近頃元気なのは不思議だが・・・。
(5)酔心
大観先生お気に入りというのが売りである。純米としては普通だが、ランクの高い酒もまだまだあるので2000円ぐらい出してもいいから飲んでみたい(720mlで)。私の飲む酒はスーパーで売っているものだが、やや酸味が強めの「酔う」ための酒である。どっちかと言うと「宣伝文句」でやられた感じもする。大観先生、飲んでますか?
以上である。次回、ベスト10(下)のほうもよろしく。
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