明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

マドリーのサッカーが好き!(4)リーガで苦戦するマドリー

2022-11-09 18:47:25 | スポーツ・ゴルフ

1、マドリーの不調は連戦疲れのせい?

先月はシャフタール・ドネツクと引き分けて、続くライプチッヒには完敗した。こんなんでクラシコを迎えて大丈夫か?と思っていたが、何の何のあっさりとバルサには快勝した(良かった)。ところがジローナと、まさかの引き分け。背水の陣で臨んだチャンピオンズリーグではセルティックに勝って完全に不調を脱したかと思ったが、またまた「伏兵ラージョ」に足元をさらわれて「何とも悔しい」敗れ方をした挙句に、とうとう首位陥落!。一気に暗雲が立ち込めて来た・・・。

次節は10日のカディス戦だが、これはどっちにしろまだ「不調を脱する段階」では無いのでは?。今月から始まるワールドカップで各国のリーグは一旦小休止になるから、その間チームの戦略を立て直して、もう一度、マドリーの輝かしいサッカーを取り戻して欲しいと願っています。アンチェロッティの手腕が試される時だ。

ところでベンゼマは、フランス代表でワールドカップ出るのかな?。情報が入ってこないのでヤキモキしてるんだけど・・・。

2、バルサの復活は難しそう

私はバルサが復活する為には、ゴールをレバンドフスキに全部任せて、周りの人はどれだけ良いパスをするかに専念すればいい、と思っています。何より、その為に「レバンドフスキを取った」んだし、取った以上はバルサが「バイエルンのコピークラブ」になる事は我慢するしか無いんじゃないかな?、と思う。なのにバルサの選手はそれぞれが色々な技を繰り出して、ファンの満足するような「美しいサッカー」でゴールしようとしている(ように見える)。こないだは何とか上手く勝てたが、大体は結局「点が中々取れずに」試合を難しくしてしまうのが関の山だ。デンベレやハフィーニャも生かされてないし、アンス・ファティはまだ力が足りないように見えた。

まずレバンドフスキにシュートさせよう!

彼は世界一のゴールゲッターだ。サイズと運動能力と、そしてゴールするためにディフェンスの裏をかく動き、それに何と言っても世界で1、2を争う「シュートの名人」である。バイエルンは一人のスーパーストライカーに頼る段階を経験し、さらに強力な攻撃レベルを求めて、「周りの選手の能力」を十分発揮させれば、レバンドフスキが一人で取る「以上の点」を取ることが出来る、と考えて実行しつつある。これがナーゲルスマンの新生バイエルンだと私は解釈した。

ナーゲルスマンが率いるバイエルンは「ゲームをどんどん進化」させており、レバンドフスキがいた頃より「より素早く、より攻撃的」でパスのパターンも増え、今まで以上に「何処からでも点が取れるチーム」に変貌しつつあるという。なので、バンドフスキの放出にもダメージは受けなかった(今期の初めには負けたりしたけど、最近は圧勝が続いている)。

それに比べてバルサがCLでどうしてもバイエルンに勝てず、今季はとうとう「CL敗退」という惨めな現状を考えるならば、そして、折角取ったレバンドフスキを活かしてチームが勝利する為には、最初の計画通りに「レバンドフスキにボールを集め」て、彼の得点能力に頼るのが正解ではないでしょうか。

要するに、バルサは「レバンドフスキのチーム」になる、ということ。これは彼を取った時から首脳陣の頭にあった「必勝のパターン」だった(と思おう)。なのにシャビは、ひと昔前の「グアルディオラ」流の華麗な「パスワーク」をやろうとしているのだと思う。だが今のバルサにメッシはいません。今のバルサの「フィニッシャー役」はレバンドフスキなのです。彼にシュートを打たせなくて、何のパスサッカーでしょうか?

それが嫌なら彼を放出して、もっと別の、バルサらしいサッカーをする選手を呼んでくればいい、と思います。シャビがどう思うかは分からないが、バルサの命運はレバンドフスキに任せるかどうかにかかっている、と私は思いますけど、どうでしょうか?

3、ナポリのオシムヘンは運動能力が半端ない

こないだCLでナポリとリバプールとの試合を見たが、試合は負けたけどナポリのストライカー「オシムヘン」がとにかくカッコ良くて素晴らしかった。オシムヘンは背も高いし、顔が小さくて足が超長い。スタイルも個性的だが、何と言ってもその「躍動感」は見ていて最高にワクワクする。アフリカ系の運動能力の迫力はオリンピックでも実証済みだが、欧州5大リーグを見渡しても「アフリカ系」の選手がどんどん増えているのはもう確実だと思う。

バイエルンのシュポモティンも、民族的にはアフリカ系である。オシムヘンがナイジェリア出身で、シュポ・モティングはハンブルグ出身のカメルーン代表。彼はレバンドフスキが去った後、マネの加入で又しても「サブのまま」かと思ったが、ここに来てエース・ストライカーのポジションにどっかり座って存在感を示し始めている。プレースタイルはゴールを背にしてボールを受け、ディフェンスを引き付けて空いている周りの選手にバスを出すタイプ。勿論、チャンスがあれば自分でシュートを狙い、チーム戦略の中心となりつつあるようだ。マネのスピードを活かした突破力も凄いが、私的にはシュポモティングのどっしりとしたポストプレーに魅力を感じています。

今、私はこれらの「アフリカ系のストライカー」を注目しているが、速さで言ったらバイエルンのガーナ人サイドバックのアルフォンソデイビスがダントツではないだろか。たまにバイエルンの試合を見ることがあるが、とにかくフィールドを駆け上がるデイビスのスピードには「目を見張る速さ」があると思います。

今回のワールドカップでは、何だかアフリカ系の選手の素晴らしい活躍がニュースを賑わしそうな気がしてなりません。いよいよ20日のカタール VS. イラン戦で始まるワールドカップ。果たしてサムライジャパンの運命は如何に?


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