こないだ久し振りにゴルフパートナーで練習してきました。このところ連日不安定な天気で雷も鳴っていたからやめておいたのです。私は何が一番嫌いかというと他でもない「雷」なんですねぇ、お恥ずかしい。とにかくスマホの天気予測で少しでも雷の発生確率がある時は、絶対「家から出ないで」じっと雷がいなくなるのを待つことにしています(子供か?!)。幸いなことに月曜日は雷マークが出てなかったのでゴルフパートナーに行けた、という訳でした。こういう時に車が無いというのは困りますねぇ。
しかしゴルフの方は久し振りでしたが、まあまあ当たったので腕は衰えて無いみたいと言うことでしょうか(誰でも当たるわい)。ですが如何せん「どうも思いっ切り振れてない」感じが拭いきれません。ある程度スイングが固まって来たのでここらで「爆発的に振り切る」為にはどうしたらいいか?に悩みを切り替えて、とっとと練習することにしたと言う訳です。まあ進歩したと言っておきましょう。
さて今まではハンドファーストとアーリーリリースだけを目標として練習して来た訳ですが、インパクトの形を追求し過ぎて思いっ切り振ることを封印したせいで今度改めてバシバシ振ろうとすると結局「昔のスイング」に逆戻りしてしまって、「クラブが伸び切った情けない当て方」になっているのがビデオで見るとモロに分かって愕然とします(マジみっともない)。これじゃいけない、何とかしなきゃ!・・・・
と言うわけで、改めて基本に戻っていくつかの点を根本から直す事にしました(ハァー?、何回直せば気が済むの!)。最もなお叱りで当方としても重々承知の上ですが、何しろ理想のインパクトを手に入れるには「飽く事なき追求」が必要なんです!(勝手にそう思い込んでいろ!、ボケがぁ!!)
◆◆◆ というわけで、今回も基本の見直しです ◆◆◆
1、ダウンスイングを根本的に見直す
今までは右を向いて左手でクラブを引き下ろすように努力していましたが、結局振り下ろす段階で「昔ながらのインパクトを正面で操作する意識」が出てしまって、最終的にはダウンスイングの勢いを殺してしまったように思います。それを今回ガラッと変えて、右上空を向いたトップから「そのまま」の姿勢で一気に振り下ろして「あーだこーだ考えず」ボールに直接的にガツンとヘッドを当てる打ち方、に変更してみました。言うならば「クラブの代わりに『薪割りする時の斧』を持って」思いっきり高い位置からボールを叩くイメージでしょうか。
左肩をボールに向けたままトップから右下の地面に向けて「右手でぶつける」ようにして肩を回し、そのままインパクトまで一気に回転する、名付けて「薪割り打法」を試してみました。イメージは「背中から真下に」です。途中であれこれ操作するのをやめて、一気にインパクトまで持って行くことだけを考えました。これをやった所、結構我ながら上手く行ってヘッドスピードというか「打撃が半端なく迫力UP」したように感じました。これですこれです!、私の求めていたインパクトはこれでした!
というわけで、ダウンスイングは「上から薪割り打法」一本で決まり!、です。
2、下半身1・・・左股関節に回転軸を作る
しかしそのまま薪割り打法でクラブをボールにぶつけると、確実にダフリます。下半身が回っていないのですから当然と言えば当然ですね。そこでやっと「下半身の回転」が最重要な要素になるわけです。つまり薪割り打法で一気に振り下ろした時に腰の回転が止まっていると、右手は(多分ですが)右膝の前辺りで推進力を使い果たして止まってしまうのではないでしょうか。当然クラブヘッドはボール手前の地面を盛大にダフって「ありゃりゃ」となるでしょう。腰は回し続ける事でダフリを回避し、ヘッドが球を捉えて前に運ぶ事が出来ると思います。先ずバックスイングを始めたら右足を伸ばしてお尻をグッと引き、前傾姿勢を取りつつ「左足つま先に体重を移し」ます。その時上体は右を向くわけですから「相当に無理な姿勢」ですね。これは練習を繰り返して、無理やり身体を柔らかくするしかありません。それから間髪を入れず「反動をつけて左足踵に体重を乗せ」ながら、更に左のお尻を思いっきり突き出して後ろに引っ張り、同時に左脚を伸ばして「左股関節を支点として」上体を折り曲げて前傾姿勢を作ります。これで回転軸が完成です。クラブはこの回転軸を中心にしてトップに上がって行きますから「苦しい苦しい」となりますね。頭は当然不動です。
しかし口で言うのは簡単ですが実際にやるのはとても難しい、というのは良くある話ですね。思ったように腰が回転しないのです。色々試行錯誤した挙句に「腰を回すのではなく、腹を目標に向ける意識」で動かすと上手い具合に出来たのです。目的の部位をなんとか動かそうとするより「違う箇所を動かす」事で結果的に目的を達成できたというわけです。万歳万歳!。要は、腰は回すのではなく(これは横回転)回転軸を中心にしてグルッと捻って(意識は縦回転)腹を目標方向の上空にパァーんと向けるようにするのです。勿論、出来るだけ頭は真下を向いたまま、ですね。これで腰は殆ど目標方向へと回転してグリップはつられて左側に勢い良く飛び出して行き、遅れて来たヘッドは見事にハンドファーストでボールに当たる、という計算です(まだ机上の空論ですが)。
というわけで、下半身を使う目的は第一に「腰を回してダフリを回避する」、でした。
3、下半身2・・・前傾姿勢を作る
下半身主導の動きは、最終的には「インパクトで右横を向く」を目指します。お尻を引いて左側面を伸ばす事で前傾姿勢(=上半身が下を向く」を維持し、「回転軸が鋭角に下を向く形」になります。クラブのライ角にもよりますが、特にタイトリストは縦に振った方が芯に当たるようです(私の個人的な見解、というか思い込み?)。
とにかく回転軸を下げたまま、軸を動かさずに「その場でクルッと回転」すれば、否が応でもミート率は格段に上がります(これは実体験で実証済み)。それとミート率が上がるだけじゃなく「ヘッドスピードも上がる(ような)」気がしました。まあこれには色々な要因が複合的に絡んでいるので一概には言えませんが、ただ「上体を左右にゆすって打つやり方」よりも数段正確にボールに当たるのは確かだと思います。芯を撃ち抜く為には1にも2にも前傾姿勢を保って「右横で打つ」事ですね。
というわけで、下半身を使う目的は第ニに「正しい角度の前傾姿勢を作る」、でした。
4、下半身3・・・切り返しのタイミングを作る
最後になってしまいましたが下半身を使う最大の理由は言うまでもなく腰を回す事で「捻転差をアップ」させ、「薪割り打法の加速度」を最大にする事です。それは腰から回すことでタイミングを取り、一連の動作を「野球のピッチング動作」のように身体全体を使って、右手のスナップを最大に効かせる為と言えます。その為には「右手の指先のテンションを最大限活用する」前に、全ての動きが順番通り緊密に連携して動かしておく必要があるんじゃないでしょうか。
イメージとしては、先ず左足のつま先に体重を乗せながら左肩を一段グッと下げ、それから一気に膝と脚を伸ばしてお尻を引き、同時に左股関節に力を入れて「エイヤッと切り返す」という順番です。まあ、これはキャッチボールをした事がある人なら誰でも分かると思いますが、何回も繰り返して完全に身体で覚えるしか方法は無いと思います。それが「タイミング良く」スムーズに出来るようになれば、・・・その時にはスイングは殆ど完成しているだろうな、と思っています(まあ、その時にはまた別の問題が発生しているかも知れませんが・・・)。
というわけで、下半身を使う最後の目的は「腰を回して薪割り打法の威力を倍増させる」、でした。
今回は新しく手に入れた薪割り打法を完成させるべく、タイミングよく振り切る練習に時間の殆どを費やしました。真っ芯に当たった良いインパクトも何回か有りましたが、そんなことには目もくれず「ひたすらダウンスイングと腰の回転、それと前傾姿勢の軸不動で縦回転」を練習しました。まだまだ上手くいかないけど、これをやり続けることで何とか一歩でも理想に近づくことが出来るんじゃないか、と信じています。
次回はタイイミングの調整とインパクトでのクリップの位置の確認です。
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