明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

福田事務次官の秘密

2018-04-17 15:30:00 | ニュース
セクハラ被害の女性が誰なのかを名乗り出ることは、事実の解明に不可欠なのかどうか、といえば「関係ない」が正しい。それを求める財務省と麻生大臣は「個人攻撃」を意図していると取られる。名前を出すのは「受けた被害を損害賠償する」場合である。今回は賠償を求めていないので、名前を出すことは「必要ではない」し、他の思惑が見えてくる。つまりこの女性記者の所属する報道機関に、今後「財務省がいろいろと嫌がらせ」する懸念があるのだ。官僚の考えるような事である。第一、財務省がこのセクハラを報道した新潮は当然、当の女性記者と所属する報道機関に対して「追求してくれて有難う」なんて言う「わけがない」ではないか。例え福田事務次官のセクハラ疑惑が決着したとして、女性記者の所属する報道機関が財務省から「相応の報復を受ける」ことは明らかだ。

しかし新潮側も録音テープを公表するなどの対応は綿密で「しっかり調査した形跡」が見られる。いまマスコミで叩かれている財務省を狙った「相乗り仕掛け」が感じられるし、ターゲットになっていたのだろう。しかし深く裏読みしていくと、彼が森友・加計学園問題で佐川元国税庁長官に対する安倍首相官邸との「秘密の指示」を知る「裏の証人」の可能性がある。そう考えれば、麻生大臣と財務省が福田事務次官を庇う発言をする裏には「深い闇」が広がっている、と私は勘ぐるのだ。なんにしても東大出身の頭の良い連中は、やることが「女の腐ったようなしらの切り方・逃げかた」をするもんだ。あ、これは「女性蔑視発言になるのか!?」。まずいまずい、いまは何を言っても難しい時代になっているのだ。狛江市の高橋市長・新潟県の米山知事と続々つづくセクハラ疑惑、昔は大した事なかった気がするがね〜。是正されることもある反面、振り返ると失われた「いい思い出」も沢山ある。

どちらにしても財務省は解体、公務員は「働き方」を改革する必要があると思う。それから私はこのセクハラ問題は、今は過渡期なんだと思っている。女性が男性と同等に働く社会が来るまでは、まだしばらくはこの問題は「週刊誌ネタ」で世間を賑わすことになるんじゃないか、つまり、セクハラ問題は「男女同権問題」だと言うことである。

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