和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

気のいい人

2012-04-19 05:30:37 | 日記
昨日久々に気のいい人に出会いました。
気のいい人とは一言で言えば、裏表がなくいつも一生懸命で苦労を厭わず年寄りの言い付けを守って生きている人の事です。

一言じゃないか、、、。

大切なのは『年寄りの言い付けを守って生きている』と言う部分です。

裏表がないということは、嘘をつけないということ。
嘘をつけないということは、嘘になれていないから嘘を見抜けず騙されやすいということ。

いつも一生懸命ということは、限界がわからずとことんやってしまうということ。
つまり倒れるまでやる。
雑巾がけも、ゲームも博打も。
その目的が自分以外の誰かの為であろうと、それが悪事であっても、です。

だから『年寄りの言い付けを守って生きる』ことが大切なのです。

親を大切にする。
目上の人を敬う。
先祖を大切に思い墓参りをする。
早寝早起きをする。
歯を磨き顔を洗う。
きちんとした身なりを整える。
毎日元気に笑顔で挨拶をする。
食べ物は好き嫌いなく、よく噛んで食べる。
腹八分目。
怠けない。
遅刻をしない。
他人の悪口や噂話をしない。
上手い話しには必ず裏があるから絶対にのらない。
瓜田で靴を直さず、梨園で冠を直さない。
本を読む。
何事もやりすぎない。
夢を無理矢理もたなくてもいい。
夢を持とうと考えるだけで立派な事。
生きてるだけで果報者。
一日三回反省をする。
感謝の気持ちを持ち、『ありがとう』と言う。


気のいい人は一生気のいい人のままでいられます。
社会がその存在を認識し大切にしなければいけません。
気のいい人の存在が、忘れかけていた大切な事を思い出させてくれるからです。

気のいい人に出会うということは、とても幸せなことですね。
杉山