和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

新宿にあるliveHouseJamの階段壁画

2009-10-14 08:41:48 | 日記
Jam階段壁画をデリシャスイートスさんというパフォーマンス集団にお願いして、制作していただきました!

照明もリニュアルして、よい感じになりました。
一言で言えば、ゴールデン街な感じでしょうか。
意味もなくワクワクしてくるのは、昭和生まれの性かもしれません。

今日の漢字は『不夜城』です。

よい仕事をするには?

2009-10-14 08:06:22 | 日記
海外サイトにあった
"how to work to better(よい仕事をするには)"
を紹介しましょう。


>1.一度に一つの事をやること
>
>2.問題を知ること
>
>3.耳を傾けること
>
>4.質問をすること
>
>5.意味のあることと、
>無意味なことを区別すること
>
>6.変化を不可避のものとして
>受け入れること
>
>7.間違いを認めること
>
>8.簡単な言葉で言うこと
>
>9.穏やかでいること
>
>10.笑顔でいること
>

世界中の人が仕事にたいして同じようなところでつまづき、悩み、答えを求めようとしているのかと思うと、面白いやら不思議やら。

やはり世界中の人には求める普遍な目標や夢があって、同時にその足を引っ張る人間性もあるのかもしれないな、と。


でも仕事にとっても人生にとっても、もっと大切なことは、失敗したときの立ち直り方なのかもしれませんね。

私の場合は失敗の内容を多くの人に個別に話して、いろいろな意見をもらうことにしています。

結果、取り返しのつかない失敗なんてないことに気付かされるわけです。

だって話せる相手がいるわけですから。



今日の漢字は『普遍』にします。

日曜美術館がすきでよく見ます

2009-10-11 14:00:31 | 日記
テレ東の『美の巨人たち』も好きですが、NHKも真面目でいい味だしています。
新シリーズでは建築や書、陶器などにもスポットがあてられるようになり、広がりが出てきました。
どちらの番組も、すでに作家は亡くなっている作品をとりあげることがほとんどです。
作家本人が出てきて、自分の作品や今の心境を語ることはまずありません。
でも今日は、横尾忠則本人がSTUDIOにやって来て質疑応答したり、アトリエでインタビューにこたえたりと、、。

面白いなぁこの人。

絵画作品を描く過程を公開しちゃうんです。
見られていることを意識して、それをエネルギーにするというのです。



もう72歳。

言っていることが面白い。


めだかを飼っていて、飽きずに見ている。
ひたすら泳ぐことに集中しているめだかたちの作り出す動きは、想像できないから面白いという。


テーマをもたない。
スタイルをもたない。

最近見る夢がつまらなくなってきたという。

ひらめきもインスピレーションもなくなり、感覚だけで絵を描いているらしい。

意識している自分を捨て、無意識のなかに沢山いる多くの他の感覚だけで絵を描きたいという。

少年の心で楽しく描きたい、わからないものをわからないこととして表現したいという。


いつも『死』を意識して生きてきたと言う。
だから死んだとき、ものすごく興奮するのではないだろうかと言う。

オートバイで長距離移動する。
写経する。
瞑想する。

なんか似ているなぁと思う。

多分自動的なのだ。

そこに自我の存在はなく、かっこよく走ろうとか、カッコイイ字を書こうとか、何か考えようなんて意識はなくなる。

残ったものは感覚。

振動と音、風を五感で受け止めながら、自身がオートバイそのものになり、音になり、風になり、そしてその感覚だけになる。
それは無意識の自動的なものだろうし、楽しめることだ。

あの感覚を書や音にしてみたいと思う。


今日の漢字は『自動的』。

我思う、故に我あり

2009-10-07 22:06:47 | 日記
の、我って何かを考える番組がありました。

デカルトの言葉ですが、『我』については解答していないというのです。

私は私と外界の境界線の内側に走る電気信号こそが、『我』だと思うのです。

その境界線は肉体から広がることも、遊離することもありますが、そんな状態を含めても、境界線の内側の電気信号が『我』だと思うのです。

簡単に言えば、心は頭にも心臓にも手足にもあって、それらがつなぎあって感じるシステムこそが『我』だと思うのです。
一流のバッターは、バットの先まで体の一部になっているとよく言われます。
一流の剣士の切っ先も同様に言われます。

私の考え方で解釈すると、バッターのバットも剣士の剣も、身体の一部になっているわけですから、それは境界線の内側であり、心であり、『我』なわけです。

書家にとって筆先も同様だと思うのです。

またそうならねば面白くないでしょうし、その先の高みを目指すこともできないと思うのです。

ま、身勝手な哲学的解釈も、私以外のだれでもない『我』の産物なので、少々違っていても、哲学者のみなさんはご容赦くださいませね。


今日の漢字はとりあえず『台風』!

備えは万全でしょうか?

競書月になりました!

2009-10-05 01:05:44 | 日記
めっきり秋らしくなってまいりました。

風邪などひかないようにご自愛ください。


漢字五文字の意味は、いわゆるカントリージェントルマンの姿勢とも言えるでしょうか。

みなさんそれぞれの置かれた環境から、今と将来を見据えて想像しながら取り組むと、面白く意義あるものになるとおもいます。

書道の稽古は、楽しみながら無理なくやりましょう。

提出期限は今月いっぱいです。

今日の漢字は『競争』でまいります。