和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

会津若松の飯盛山は

2010-11-21 16:51:38 | 日記
風が吹く度に木の葉が雪のように舞い落ちます。
みるみる木の葉の絨毯が出来上がってゆきます。
やがて木の葉は腐葉土となり、樹木の栄養となって、葉になり花を咲かせ実をつけて種を送り出したあと、葉は風に舞っていくわけです。

人の一生と重ねてみるならば、もはや私は腐葉土であってもおかしくない年齢です。

なのにまだまだ花を咲かせ、実りも期待する身の程知らず。
風が吹かなければ、いや風が吹いても舞い落ちることなく、腐葉土となることを潔しとせず、ぎりぎりまで花を咲かせることに執着するエゴイストだ。

枯れたは枯れた。
昔よりは枯れた。
しかし枯れる事から目を背けた者には、辿り着けるはずの達成感あるゴールは遠い。
ならば持久力をつけ、健康寿命設定を無理矢理かなり先にするしかないか。
約束されていないことを土台に、ウワモノを設計し載せることの危うさよ。
枯れる時は一気にくるぞ。

いっそ目標を向こう側に置いたらどうか?

長くとも短くとも、最後には辿り着ける命題の解答。

ならば皆平等だ。

秋深まりましたね

2010-11-21 08:38:04 | 日記
早朝に東京を出て霧の郡山から会津磐梯山へ。
早朝の外気は1度。
引き締まります。
紅葉が綺麗です。
落ち着いたそのグラデーションを、縄文以前から眺めていたはずの私の中のDNAが、きゃーきゃーと喜んでいるのがわかります。
文化は自然から生まれたんだなぁと感じます。
形を絵に、絵を文字にしてきた人類の歴史を感じます。

残したい形を意識したことが感動的です。