1783年 モーツァルト27歳の作品。
「エト・インカルナートゥス・エスト」(御体を与えられ)は、キリストの降誕を賛美する歌。
ソプラノ: バーバラ・シュリック
指揮: ペーター・ノイマン
演奏: コレギウム・カルトゥジアヌム
出演: 黒板伸夫 (歴史学者)
~ 約束のミサ ~
1783年夏、ザルツブルクに帰郷したモーツァルト。
前年コンスタンツェとの結婚話にひとつの誓いを立てていた。それはもし結婚の願いがかなうならミサ曲を作り奉納するというものだった。
モーツァルトが13歳で書いた「ドミニクス・ミサ」が初演された聖ペテロ教会で、1783年10月26日、モーツァルトは妻コンスタンツェを伴い神に誓ったミサ曲を演奏した。姉ナンネルの日記にこの時の様子が書かれている。
“弟が自分のミサをあげた宮廷楽団員がみんな参加した” (ナンネルの日記 1783年10月26日)
指揮をしたのはモーツァルト自身。ソプラノのパートはコンスタンツェが歌った。
“エト・インカルナートゥス・エスト”(御体を与えられ)
“聖霊によって処女マリアより生まれ 人間になりたまえり”
大編成のこの曲は聖ペテロ教会の小規模楽団では演奏できなかったため、宮廷楽団員が大挙してモーツァルトのために演奏した。温かく迎えてくれた宮廷楽団の仲間たち。
結局父と姉はモーツァルトが期待したほどにはコンスタンツェを受け入れてくれなかったと言われている。
ミサの翌日10月27日、モーツァルトはウィーンへの帰途についた。
「エト・インカルナートゥス・エスト」(御体を与えられ)は、キリストの降誕を賛美する歌。
ソプラノ: バーバラ・シュリック
指揮: ペーター・ノイマン
演奏: コレギウム・カルトゥジアヌム
出演: 黒板伸夫 (歴史学者)
~ 約束のミサ ~
1783年夏、ザルツブルクに帰郷したモーツァルト。
前年コンスタンツェとの結婚話にひとつの誓いを立てていた。それはもし結婚の願いがかなうならミサ曲を作り奉納するというものだった。
モーツァルトが13歳で書いた「ドミニクス・ミサ」が初演された聖ペテロ教会で、1783年10月26日、モーツァルトは妻コンスタンツェを伴い神に誓ったミサ曲を演奏した。姉ナンネルの日記にこの時の様子が書かれている。
“弟が自分のミサをあげた宮廷楽団員がみんな参加した” (ナンネルの日記 1783年10月26日)
指揮をしたのはモーツァルト自身。ソプラノのパートはコンスタンツェが歌った。
“エト・インカルナートゥス・エスト”(御体を与えられ)
“聖霊によって処女マリアより生まれ 人間になりたまえり”
大編成のこの曲は聖ペテロ教会の小規模楽団では演奏できなかったため、宮廷楽団員が大挙してモーツァルトのために演奏した。温かく迎えてくれた宮廷楽団の仲間たち。
結局父と姉はモーツァルトが期待したほどにはコンスタンツェを受け入れてくれなかったと言われている。
ミサの翌日10月27日、モーツァルトはウィーンへの帰途についた。