毎日モーツァルト!

モーツァルト初心者なので、モーツァルトの曲をたくさん覚えたい♪BS2の番組『毎日モーツァルト』の曲名を毎日?記録します。

【第2回】 クラヴィーアのための小品 K.1~5

2006年01月31日 | 神童誕生~デビュー
クラヴィーアのための小品(K.1~5)は幼年期のモーツァルトが即興で作曲した。
父が書き取った楽譜の余白にはこう書き記してある。
“ヴォルフガングがこの曲を作る 5歳の最初の3ヶ月に”
K1c アレグロ へ長調 は、その後、魔笛(K.620)の中にも出てくるフレーズ。


K1. メヌエットとトリオ ト短調
K2. メヌエット ヘ長調
K3. アレグロ 変ロ長調
K4. メヌエット ヘ長調
K5. メヌエット へ長調

(クラヴィーア)ダニエル・バレンボイム
【出演】(ドイツ文学者)小塩 節


- 才能のひらめき -

幼い息子の才能のひらめきを目撃した父レオポルトは、天から与えられた息子の才能を世に知らしめるのが使命だと確信する。
こうして父と共に神童モーツァルトの旅が始まる。

【第1回】 ディヴェルティメント ニ長調 K.136 (ザルツブルク・シンフォニー)

2006年01月30日 | 神童誕生~デビュー
ザルツブルク時代の代表作。
ザルツブルク・シンフォニーの愛称で親しまれている。

(演奏)ストックホルム室内管弦楽団
(指揮)フランツ・ウェザー・メスト
【出演】(作曲家)池辺晋一郎


 - 天才音楽家の誕生 -

ザルツブルク 1756年1月27日 夜8時、静かな街の片隅に赤ん坊の産声が響いた。
モーツァルトはザルツブルク大聖堂で洗礼を受ける。
当時の洗礼盤は今も使われ続けている。

モーツァルトは25歳までザルツブルクで暮らした。
街の中心“ゲトライデ通り”にあるモーツァルトの生家。
この建物の4階で幼年時代を過ごした。台所は当時のまま保存されている。
つつましい暮らし。この家で家族4人が生活した。

父レオポルトは宮廷楽団のヴァイオリン奏者。ヴァイオリンの教則本も出している。
母マリアは声楽家を父に持ち、音楽を愛する。
5歳年上の姉ナンネルは、父レオポルトからクラヴィーア(ピアノの前身)を習った。
傍らで聴いていたモーツァルトは3歳の時、小さな手で鍵盤を叩き始める。
幼いモーツァルトは様々な和音を奏で、音の響きを楽しんだという。
神童モーツァルトの伝説はこうして始まる。 
やがてその才能はヨーロッパ中を席捲していく。