毎日モーツァルト!

モーツァルト初心者なので、モーツァルトの曲をたくさん覚えたい♪BS2の番組『毎日モーツァルト』の曲名を毎日?記録します。

【第92回】ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423 第1楽章

2006年06月13日 | ザルツブルク
1783年 モーツァルト27歳の作品。
ザルツブルク大司教の命令で6曲の二重奏曲に取りかかっていたM・ハイドンが作曲の途中で病に倒れたとき、帰郷していた旧友モーツァルトが救いの手を差し伸べ、書いた曲。

ヴァイオリン: オーギュスタン・デュメイ
ヴィオラ: ジェラール・コセ
出演: 島田雅彦 (作家)


 ~ M・ハイドン ~

ミヒャエル・ハイドンは1737年オーストリアの地方都市ローラウで生まれた。
モーツァルトが尊敬する「交響曲の父」ヨーゼフ・ハイドンの実弟。兄同様、シュテファン大聖堂の聖歌隊(現ウィーン少年合唱団)で教育を受ける。1763年には25歳でザルツブルクの宮廷音楽家に就任。モーツァルトはザルツブルク時代から19歳年上のM・ハイドンを敬愛していた。特にM・ハイドンの教会音楽に強い影響を受けた。

ザルツブルクの三位一体教会で、M・ハイドンは1777年からオルガン奏者を勤めた。M・ハイドンは教会音楽や器楽曲を中心に360あまりの曲を書いた。1781年、モーツァルトがウィーンに移り住んだ後、後任の大聖堂オルガン奏者になったのもM・ハイドンだった。

M・ハイドンは、モーツァルトの楽譜を友情の記念として長らく大切にしていた。
モーツァルトもM・ハイドンへの敬愛を変わらず持ち続け、ウィーンに戻ってからもたびたびM・ハイドンの楽譜を取り寄せた。
他の宮廷からの誘いもあったM・ハイドンだが、この地に留まり続け、一生をザルツブルク宮廷に捧げた。

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