桜の満開を迎えようとする今

この日は地域ミニ大会の初日。

４月に入ってからは雨が続きますが、この日は天候にも恵まれて春日和でした。

今年で５４回目を迎えた本大会。

この日の始球式で町長が手にはめていたグラブは、我が家がお貸した物でした。

理由はさておき、とある縁からこのような流れとなりました。

嶺南５校が参加した今大会は、２日間をトーナメントで繰り広げます。

この日を勝ち上がったのは、若狭と敦賀気比。

明日の決勝戦はこの両校で行われます。

若狭は敦賀工を相手にコールド勝ちを収めました。

３年生と２年生の主力を加えたベンチ入りメンバー２０人。

それぞれが与えられた役割を果たしていました。

圧巻だったのは投手陣。

多彩な投げ分けを魅せた投手陣で最後まで０を並べました。

例年に比べ、今チームはワンランク高い投手陣が揃いました。

センバツ大会でも見て分かりましたが、低反発バットの使用を受けて多くの得点が見込めない試合運びになっています。

いい投手陣がいれば、より有利になる事も予想されます。

この安定した投手陣からいい相乗効果を生み出せればと思います。

冒頭でも述べた通り、明日の決勝は敦賀気比との試合。

敦賀気比は、センバツ大会を経験して一回り大きくなって戻って来ました。

観衆を前にして、こうした相手と試合させてもらえるのは本当に有り難い事です。

一冬を越えて自分達の実力がどの位置にあるのか。

桜の満開を迎えようとする今、明日はそれを観させてもらいます。