売国機関 1〜7巻
原作、カルロ・ゼン
漫画、品佳直
戦争が終わった国家を舞台に、暗闘が始まる。
「愛国者」の敵は「愛国者」。
めっちゃ難しい!
なんか頭上をゴンっと叩かれたような衝撃。
チュファルテク合同共和国を中心に
同盟国のクライス連邦と、
敵対国のガルダリケ王国と
兎に角、笑顔で交渉する裏で
壮絶な陰謀合戦が張り巡らされてて、
自分の国が優位になるように
それぞれ暗闘していくという感じ。
いや、ちゃんと読み解けてるか自信ない。
きっとズレてる。それぐらい難しい。
作品の中では、
「共和国」「連邦」「王国」と略して
会話されてます。
ワザと揉め事を起こしてみたり、
新聞記者にワザと見られて
記事を書かせるように誘導したり、
民衆が暴動するよう誘導したり、
色んな人が色々と画策してます。
実際に上の人たちって、
こんな風に民衆を躍らせて暗躍してたり
するんだろうな。
漫画の基本の登場人物は、
自国愛と戦争は避けたいと
思って動いてると思うのですが、
王国の工作員のシスターが
1番残虐なこと考えてるのが怖い。
政治経済に強い人は、
もっとスラスラ読めるのかな。
誰かに丁寧に解説してほしいぐらい
難しい漫画。
“幼女戦記”のカルロ・ゼン先生原作。
そっちも読んでみようかな。
難しいのかな。