阿波連さんは はかれない
漫画、水あさと
これまた今期アニメ化してるラブコメです。
普段さけがちなラブコメですが、
今期はコメディというよりギャグに近い
ラブコメが多くてラブコメ祭りです。
阿波連さんは体も小さいけど声も小さい。
そして、人との距離感をはかるのが苦手。
精神的にも物理的にも。
そして主人公のライドウくんは、
中学時代は無表情なためか友達ができず
高校では友達100人作るんだ!と意気込んでる。
そんな2人が隣同士の席になり、
ライドウくんは一生懸命話しかけるも
最初は無視されてるのかと思って落ち込む。
しかし、なんやかんやで仲良くなり、
阿波連さんにベッタリされるライドウくん。
一瞬戸惑うも阿波連さんが
距離感が分からないの御免なさい
もう近づかないからと言うと、
気にしてないから大丈夫だよとライドウくん。
そんなわけで、ハタからみたら
おそろしくベタベタしてる恋人同士のような
2人の友情関係が始まる。
という感じかな。
最初、阿波連さんが規格外な人だなと
そっちに気を取られて
ライドウくんはまともっぽく感じますが、
話が進むにつれて、
ライドウくんの方が妄想癖が酷いし
阿波連さんに何をされても動じなさすぎだし
鈍感だし、かなりポンコツだしで
こっちの方がヤバい人だったとなりました。
でも、誠実で真っ直ぐ向き合ってくれて
優しいライドウくんは良い子です。
阿波連さんに恋心が芽生えてしまうのも
納得です。
こういうタイプの漫画の時、
ちょっと変わった友情なのが
面白いなと思ってたりすると、
そこが恋愛にスライドしていっちゃうのかぁと
ガッカリしがちなのですが、
これはすんなり受け止められました。
読んでる途中なので、
鈍感だなライドウくんは気づくのは
いつになるのだろうという感じです。
ほのぼのと可愛らしい漫画。
私はアニメから入ったので、
声は声優さんで再生されます。
ライドウくんの声は寺島拓篤さんなので
イケボですがコメディのため
淡々と冷静だけど温かい声が面白いです。
そして、ライドウくんの口癖が
“〜じゃね?” なんですが、
最近、私もつい使ってしまってます。