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前科者 1〜5巻 漫画 ネタバレ感想

2023年09月29日 21時56分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
前科者 1〜5巻
原作、香川まさひと
漫画、月島冬ニ

保護司さんのお話。

表紙は主人公の保護司、阿川佳代。

新聞配達とコンビニでバイトをしながら
ボランティアである保護司をしている。

佳代ちゃんは母親を亡くしてて、
父親は浮気三昧で女性を見れば口説いて、
一夜だけもたくさんだけど全て本気だという
本当に日本人なの!?という人。

そんな父に反発する気持ちと
祖父が元保護司だったことから、
保護司をしている。

仮釈放の人、執行猶予の人など様々で、
罪状も殺人、窃盗、麻薬など様々。

佳代ちゃんは
保護司として接した人たちを大事にして、
時に友達になったりもしたり。

佳代ちゃんは更生が好き。
“更に生きる”ためだからだそうです。

これは前科者だけではなく、
全ての人に当てはまる言葉として
使ってるんだと思われます。

誰だって更生しなきゃいけないことは
持ち合わせているということなのかな。


そんな佳代ちゃんですが、
保護司として担当した未成年の男の子に
猛烈アタックされます。

それまで、
佳代ちゃんを軽くストーカーしてた男の子
(この子も未成年だな)もいて、
その子とは友達でないけど仲良くなっても
いましたが、
ニブイ佳代ちゃんは
全く何も感じてなかったんですが、
真正面から好きだ好きだと
会うたび連呼されるぐらいの猛攻撃は
さすがの佳代ちゃんにも本気が伝わったようで
ビックリドキドキして落ちちゃいます。

しかし、交際は二十歳になってからと約束。

しかししかし、保護司の上司の方には
苦情が届いたようで、釘を刺されます。

上司さんは、危うさのある佳代ちゃんと彼に
嫌な予感を感じてます。
読んでる私も感じてます。

結局、佳代ちゃんは父親と同じ
ズバズバと思ったこと言っちゃう人に
靡いちゃったかぁという残念感。
(お父さんは自覚があるダメな人だけど、
彼は無自覚なのでよりタチが悪そうとも思う)


というか、彼が出てくるまでは
更生と向き合うにはどうすべきか的な
危うくて重い話だったのが、
ちょっと危うい恋愛漫画になってしまった感。

小説として読んだ方が

いや、問題は山積みだし、
佳代ちゃんが色んな前科者に
一生懸命寄り添いながら、
本人も閉ざしてた気持ちを開くことができた
という成長の表れでもあるけれど、
それでも未成年にせんでも感。

どうなっていくのかな。


佳代ちゃんに保護司してもらった人は
幸せだなぁと思ってしまいました。

佳代ちゃんのような人に
いつでも生きる相談が出来ること、
しかも無償で一緒に考え悩んでくれること、
羨ましいことです。

         
         
      
 
           

         
         





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