底辺領主の勘違い英雄譚 1〜7巻
漫画、ぱらボら
原作、馬路まんじ
キャラクター原案、ファルまろ
ファンタジーギャグ漫画でいいかな。
タイトルままです。
主人公が、とにかくおバカさんなんです。
両親が亡くなり底辺領主となったリゼくん。
この世界の領主は
だいたい魔法が使えるんですが、
リゼくんが使えるのは『回復魔法』なので
チカラで制圧することができないと思い、
“とにかく媚びよう!”
というところから始まる英雄譚。
領民を回復させて人気を得る。
国が決めた宗教以外の教徒を助ける。
獣人族も助ける。
とにかく回復魔法で
人気を取りにいくスタイルで乗り切る。
しかしリゼくんの回復魔法は進化していき
回復通り越して肉体改造できたり
爆発させることまで出来たり、
肉片からも復活させることができるから
増殖させることまで可能になったりして、
回復魔法が攻撃魔法に転じてしまうレベルに。
とにかく目の前のことしか考えてないのと
常識が欠けてるリゼくん。
そんなリゼくんの熱狂的支持者になった
人たちも、考えが偏った人ばかりのため
いつのまにやら国王討伐する羽目に。
何でこうなった?と一瞬思うけど
おバカさんなので、ノリで国王と対決。
めちゃくちゃ強い国王ですが、
リゼくんに負けちゃいます。
リゼくんは支持してくれてた他領主に
国王の座を譲り、
戦いでボロボロになった自領の再建を頑張る。
元国王は、リゼくんと戦うのが楽しくて復活。
しかも何がどうなってか女神の姿で復活。
隙あらばリゼくんに戦いを挑む。
それも日常光景となった頃、
新国王に呼ばれるリゼくん。
新国王が見つけた古代文書で
女神の姿の元国王が
時空を移動できるチカラを持ったため
自分たちが信仰してる女神が元国王本人という
なんともややこしい事実を知ってしまう。
しかし、リゼくんはその事実を知るのが
新国王と自分だけ(元国王は自分が
何をしたかわかってない)ということで
文書を破棄して、その事実を揉み消す。
元国王が封じたハズの魔王が復活。
リゼくんと元国王の無茶苦茶さに怒り
2人を封じてしまう!
というところで以下次巻。
以下次巻ってことは、
復活するんだねリゼくん。
魔王の方が まともな時点で
リゼくんの非常識が負ける筈がない。
どこまでいってしまうのやら。
あんま深く考えずにノリで読むべき漫画。
考えたら負けですよ!