税金で買った本 5巻 新刊
原作、ずいの
漫画、系山冏
表紙の石平くん、怒ってますね。
同じく表紙にいる女性は新キャラ茉莉野さん。
市役所員（正規職員）で
図書館に回された人なので、
図書館に思い入れがなく
褒められたい認められたいで
雑務は非正規に押しつけ、
派手なことをしようとして失敗する人です。
そりゃ石平くん、怒るよね。
ヤンキーだけど
図書館のことは大切な石平くんだからね。
非正規職員さんは、
この図書館で働きたいと来た人たちなので
給料も待遇も悪くても
文句言えずに働いてしまうというお話。
なんか身に覚えのある話だな。
某料理教室で働いてた時の待遇に似てるな。
好きを仕事に系は、
応募多数、倍率高かったりするので、
辞めたければドーゾな感じ。
なんとも世知辛いですね。
そんなわけで、
石平くんは図書館での非正規雇用だと
まともに暮らしていけない現実を知ります。
白井さんは本のこと以外は全部諦めて
何とかギリギリ生活できてる独身男性。
自分はそこまで諦められないだろうなと思う
石平くんは、図書館キャラクターの著作権で
何とか非正規の収入を
増やすことは出来ないかと模索するけど
この場合は図書館の仕事で描いたものなので
図書館の著作物となるというオチでした。
他にも血がついた本は弁償とか、
日焼けして消えた文字をどうするかとか、
図書館あるあるが満載です。
今巻は読み応えあったなぁ。
石平くんが、
爆発したり暴走してりしてたからかな。
ヤンキーだけど素直な石平くんらしさが
存分に楽しめました。
帯を取ると、
石平くんの足が怒ってる感あっていい感じ。
