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うらめしや外伝 かごめ大正妖怪奇譚 全7巻 漫画 ネタバレ感想

2024年08月14日 21時07分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
うらめしや外伝 かごめ大正妖怪奇譚 全7巻
漫画、魔木子
“うらめしや”の数十年後の話。

“うらめしや”の面々、全員出てきます。

最初は、お妖のひ孫になる かごめが
母親(お妖の孫)のした呪合戦の代償で
妖魔を100体倒さないとメイド服以外
着れない呪いという とんでも設定 でスタート。

何にも心動かされないお人形のような かごめ。
戦うことだけに興味があり
母がみつけてくる妖魔を退治して回ってる。

かごめがメイドとしての潜入先で
教育係になったのがコマ(駒)ちゃん。

くるくる動くコマネズミのようなコマちゃんに
心動かされた かごめは、
妖魔退治後もコマちゃんを家に置く。

この後、かごめの許婚オスカーやら
刀の精になった葵くんと仲間を増やし、
シロがコマちゃんを主とたり
どうも母親と修羅(祖母の育て親でお妖の友)
が裏で糸を引いてるのを感じるコマちゃん。

感情表現が苦手な かごめだけど
喜怒哀楽が激しいコマちゃんに構ってもらって
少しずつ感情が出るように。

ラスボスとして光宙が登場!
前作うらめしや に引き続きラスボスです。

どうやら地獄の一角を掌握して
チカラを蓄えて東京を消滅させたいらしい。

それに対抗するために
お妖に連なる人たちもチカラを備えようと
していた…ということが判明。

お妖は天狗の流星坊の式神になることで、
光宙に道連れにされるのを防いでいたのか。
(ラストで読み解けてなかった私)

最後の戦いを前に複雑な関係図の説明!

お妖の娘お静と修羅の弟 春吉が結婚。
その娘が小夜子。
小夜子と流星坊(天狗)から
生まれたのが かごめ。

お静は転生して葵くんに、
春吉は転生してオスカーに。

コマちゃんは
お妖の旦那の佐治の生まれ変わり。

かごめとオスカーが許嫁ということは
いつ光宙がきてもいいように常に考えてたと
いうことなんだろうな。

けど、時は満ちて全員が揃い
(修羅が亡くなったことで式神となり
全盛期のチカラになるのも含め)
光宙の方の時も満ちて全面対決へ。

コマちゃんだけが、
佐治としての記憶を受け入れられず
でも佐治の魂が勝手に皆んなの好物を作ったり
しますが、やっぱりコマちゃんは
かごめの友達であることを選びます。
(そういう性格も佐治だなと思うお妖)


最終対決で勝利する かごめ達。

次々と皆んなが成仏していく中、
佐治はお妖と一緒に成仏するより
コマちゃんとして かごめの友として
生を全うすることを選ぶ。

というわけで、残ったのは
かごめ、コマちゃん、
小夜子、流星坊、オスカー。

皆んなが光宙に連なる記憶を無くす中、
かごめだけ記憶が残ったのは、
覚えてて欲しいという観音様の願いでした。
(流星坊も天狗だから覚えてるけど
それはそれ)


そして時は流れ
コマちゃんとオスカーが結婚することに。

なんだかどうしても
たくさん子供が欲しいという思いに駆られる
らしい(笑)

それを聞いて かごめは、
皆んなが転生してきたがってるんだなと
渋滞してて大変そうと笑うのでした。

めでたしめでたし。

輪廻転生、
生きてるのは魂が人間に入ってる一時、
死は終わりではないというお話でした。



それにしても
コマちゃんとオスカーの子供、
誰から転生してくるのかな。
双子とか三つ子とかだったりして(笑)

お妖は佐治の子供にならずに待ってそうな
気がする。

また、コマちゃんとオスカーのひ孫ぐらいで
お妖と かごめが転生して
現代編が始まらないかなぁ。

その場合、佐治も転生してそうだけど
どの位置に落ち着くのかも
想像すると楽しくなっちゃいますね。

魔木子さん、続き書いて下さい!

うらめしや外伝で、うらめしやのラストの
モヤッとが全部解消できたの凄いです。


ありがとうございました。




         
          












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