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【推しの子】 1〜4巻 漫画 アニメ1期 ネタバレ感想

2023年06月29日 22時03分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
【推しの子】 1〜4巻
原作、赤坂アカ
漫画、横槍メンゴ

今期話題アニメ。
アニメは見てなくても
YOASOBIさんが歌うOP曲 アイドル 
は知らず知らずにでも聞いたことある方が
多いのではないでしょうか。

かく言う私がアイドルを聴いて
アニメを見て漫画を読んだ
典型的な流され民だからです。

私、アニメでもドラマでも
主題歌とか流れる時の映像を見るの
好きなんです。

なので、アイドルのOP映像が見たくて
Abemaで【推しの子】を見ました。
(現在Abemaで1週間全話無料中)

パンチのあるOP映像で
そのまま引き込まれて見たら
1話が90分という凝り凝りなアニメで
しかも、初回でアイが死んじゃうとは。

【推しの子】の漫画の方は第何章と
章で括られてるのですが、
1話は漫画1巻での
“プロローグ(第一章)幼年期”を
丸っと全部入れちゃってます。

色んな要素が詰まった漫画。

まず、主人公アクアくんは
伝説的アイドル アイの双子の兄です。
(アイが妊娠出産したことは秘密です)

しかし彼は、アイが妊娠中の担当医が
アイが妊娠したことを知って探しにきた
ストーカーに殺されて転生して
子供になってるので
頭脳は大人ってヤツです。

そして双子の妹は
その担当医が昔担当していて病気で亡くなった
アイを推すことを生き甲斐にしてた少女が
転生しています。

お互い、転生してることは知ってて
転生前からアイを推していたことも
知ってるけど
名乗ってないので知り合いだということは
気づいてません。

転生双子は、アイの子供を満喫しなが
アイのアイドル活動を推して幸せにしてたのに
アクアの転生前の担当医を殺したストーカーが
アイのことを殺してしまいます。

アイは愛がわからないのに
アイドル活動で“愛してる”と言いまくってて
逆に双子ちゃんには言えずにいたけど
死ぬ間際に2人に愛してると告げ
あぁ本当に愛してるんだと
実感することが出来て亡くなります。

刺された時に咄嗟にリビングの扉を閉めたので
ルビー(双子の妹)は扉越しに
しかし抱きしめられてたアクアは目の前で
アイの最期を見届けることになります。


第二章 芸能界(漫画2巻、アニメ2〜5話)

十数年後、
ルビーはアイドルを目指し
アクアは犯人への復讐を目指してます。

ルビーはアイが所属していた苺プロに所属し
芸能人として芸能科のある学校に入学。

アクアはルビーを見守る為に同じ学校へ
一般入試で入学。

そんなアクアですが、
犯人探しの手掛かりを掴むために
ネットドラマにチョイ役で出ることにしたり
それがキッカケで
恋愛リアリティーショーへの出演も決まる。
(もちろんコレも犯人探しの手掛かりの為)

本人が表舞台を望んでなくても
引き寄せられてるようですね。


第三章 恋愛リアリティショー編
(漫画3巻、アニメ5〜8話)

恋愛リアリティショーは、
台本はないけど演出はある。
そして芸能界で頑張る若者たちにとっては
爪痕を残さなきゃいけない思いがある。

そんな中で目立たず悩んでた黒川あかねが
ちょっと焦ったせいで偶然他の子が
軽い怪我をしてしまい大炎上。

あかねは素に近い状態で出演していたため
炎上の悪意にモロに当てられてしまい
衝動的に自殺しようとしてしまう。

間一髪で止めたアクア。

アクアは炎上を煽ってる演出に腹立ち
あかねではなく演出に矛先が行くよう画策。

リアリティショーメンバーで動画を作り
メンバーが如何に仲良しで
悪意の演出がされた部分で
本当はどんなやりとりがあったのかを
世間に晒して世論をひっくり返す。


あかねは炎上対策として役を作ろう、
せっかくなら恩人のアクアの好みの女性を
演じようということになる。

あかねは“アイ”を演じてアクアを驚かせる。

そしてアクアとあかねに番組上フラグが立ち、
番組最終回の告白で“番組上での告白成功”で
幕を閉じる。


第四章 ファーストステージ編
(漫画4〜5巻、アニメ9〜11回(最終回))

あかねとアクアは偽装カップルということに。

ルビーのアイドルグループ B小町
(アイが所属してたグループ名を使った)は
元天才子役の有馬かな、
リアリティショーに出てたMEMちょの3人で
本格始動する。

ジャパンアイドルフェスへの出演が決定。

センターは1番アイドルしたくない
有馬かながなることに。

ステージに立ったB小町。

ルビーとMEMちょは楽しそうだが
乗り切れない有馬。

しかしアクアが箱推しでオタ芸してるのを見て
気持ちが吹っ切れて
アクアを自分推しにしてみせると思う有馬。

有馬の表情も変わったことで
観客を魅了したB小町のファーストステージは
成功で幕を閉じた。


次のお仕事は、
アクアが2.5次元舞台に敵役で出演が決まる。
相手役は黒川あかね。狙った演出です。
そして同じ舞台に有馬かなも出演が決まり、
舞台でも現実でも恋の三角関係が加熱しそう。

そして、
あかねとかなも子役時代からの因縁があり
演技対決としても加熱しそう。

という2期へのプロローグでアニメ終了。


これは2期を心待ちにする間に
漫画を読んじゃうヤツです。

というか、すでに読んでます。
(ピッコマで6巻まで読めます。)

アニメ2期も見ちゃうんだろうな。


かぐや様は告らせたい
の赤坂アカ先生原作なので
芸能界でのラブコメなのかなと思ってたので
ここまでサスペンス色が強いとはです。

転生モノでもありますが、
アイの出産と主治医が殺されたのが
同時で転生するんですが、
胎児の人格は認めないのか問題を考えると
転生ではなく憑依ではとか思いますが、
そこら辺はプロローグ部分でもあり
アクアが主治医だからこそ持っている情報が
物語の肝なわけなので、
そこはそういう転生がありの世界観なのだと
納得してしまうのが得策かと思います。

そこら辺も1話を90分で一気に見せたことで
立ち止まって考える暇を与えずに
物語の芯の部分に引き込む勢いみたいなのが
あったと思います。

やっぱ人気作には
そういう勢いや引き込んで惹き込むチカラが
あると思います。

芸能界の闇の部分も描いてると言われてたりも
しますが、そこはそうでもないと思う。
アイドル学校的なアニメに比べたら
現実的なお話が出てくるけれど
綺麗に解決します。
ちょっとネットニュースで賑わってましたね。
リアリティショーは台本はないけど
演出はあると言い切ったのは
全て真実として受け止めるなという警告として
ある一定の効果はあったのではと思います。
そう考えると、
批判ではなく推奨すべき内容だったのではと
思うのですがどうでしょう。
あくまで私の感想です。


今後、嘘は武器と言い切ってたアイの
色んな過去が明かされるでしょうが、
それでもきっとアクアくんの
アイ推しは変わらないでしょう。

アクアくん、
大人の記憶と未成年の体とのバランスや
アイの死を目の当たりにした後遺症や
ルビーよりも重たいものを沢山背負ってますが
笑顔でアイのことを思い出せるように
なって欲しいなぁ。

ついでに私は、
黒川あかねちゃんより有馬かなちゃん推し。 かなちゃん頑張れ!

         
       
      




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