ふりかけ/B定食

基本は日記。思いつくまま、気のむくまま。ふたを取るまで中身が見えないから、定食というより、“どんぶり”ですかね。

クロのおばあちゃん。

2006-10-15 22:24:11 | Weblog
●クロのおばあちゃんの様子を伺いに、病院へ。
今日で3回目です。

(おばあちゃん、軽いぎっくり腰になり、大事を取って入院しています。)

おばあちゃん、バク睡中。起して、その後の容態を聞きますと、あいかわらず「痛い」「動けない」をくりかえしております。2週間前と、ちっとも変わらないのでガッカリです。

●母が呆れました。
実は、母は、72才まで、病院の付き添い婦をやっておりました。病院や病人のことは、良く知っているのです。母いわく、「いくら病院でも、昼間あんなに寝てばかりいたんじゃダメ!ベッドの上になるべく起きているようにして、手足を動かしたり、少しづつでも歩いてみるとか、とにかく身体を動かさなければ、いつまでたっても治りはしない。気がついた時には、歩けなくなって、寝たきりになってしまってる。」

●後で看護士さんに確認したら、もう絶対安静の時期でもないのだそうです。1週間前からリハビリも始っていて、少しでも身体を動かさなければいけないのだという話しでした。

●おばあちゃんは、巨体です。入院した時には150センチちょっとの身長に、90キロ近くの体重があったそうです。ですから、普段から身体を動かすことがおっくうそうでした。確かに、入院する前も、昼間尋ねてみると、テレビの前で寝ていることがほとんどでしたね。夜眠れないんだと言って、昼間寝てる。当然どんどん太ってくる。太ってシンドイから、ますます動かなくなる。動かないから、夜眠れない。悪循環なんですね。

●善かれと思ってかって出た、クロの散歩でしたが、あまりにも“安心をさせ過ぎた”のではないかしらと思ってしまいます。
母は、珍しく確信めいた事を申しました。
「このままじゃ、たとえ退院して来ても、とてもじゃないけど犬の散歩どころじゃない。」

●お年寄りは、人の手助けがないとどうにもならないことが多いものです。それが肉親であろうとなかろうと、いざという時、回りにいる人間が、こぞって、“ほんのちょっとづつのおせっかい”をやく。......私は、必要なことだと思っています。
だけど、どこまで手助けするかの判断は、とてもむずかしい。人によっても、状況によっても違いますし。

今日は、90才の母が、おばあちゃんに、お説教でした。ちょっとでも、その気になってくれると良いのですが。

●さて................、
あと1週間、クロの世話を頼むと言われて、0Kをしてきましたが、場合によっては、「もうお手伝いはできません。」と言ってみようかと思います。でなければ、おばあちゃん、本気で良くなろうという気になりそうもありません。
都合の悪い時には、耳が聞こえないと言いますし。

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2 コメント

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今度の散歩は (チュウちゃん)
2006-10-16 00:24:08
クロの散歩とお見舞いと、ふりかけ屋さんよくやってますね。

なんか、おばあちゃんは安心ちゃって、病院のほうが居心地よくなってしまったのかな。

今度は、クロよりもおばあちゃんのリハビリ散歩を引き受けたほうがいいのかもね。

それにしても、ふりかけ屋さんの地域はご近所さんはまとまってて羨ましいね
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いえいえ、現実は....。 (ふりかけ屋)
2006-10-16 08:43:43
ありがとうございます、チュウちゃん。



ちょっとジレンマに陥っています。....参ったス!

退院してきた後の、リハビリ散歩は、クロにお願いしようと思ってま~す。(笑)でも、いつ退院できるものやら??



>ふりかけ屋さんの地域はご近所さんはまとまってて羨ましいね



かつて住んでいた所が、あまりにも“居心地の良いご近所さん”だったもので、常にそれを求めてしまうのが、私の悪い所かもしれません。(引っ越して来た当初、ガクゼンとしました。)

8年目の今、様子も、雰囲気も変わってきたなと思えるこの界隈ですけど、こんなおせっかいをするのは、うちくらいのものです。
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