母、ショートステイに再挑戦。

●思いおこせば一年前、仲間との飲み会に出席するため、母をショートステイで預かってもらおうと企てたものの、当日になって、「そんなこと聞いてない。」とゴネる母。いつもの流れで、過呼吸の発作。....やむなくキャンセルしてしまったことがございました。
　
●今回、あえて再挑戦を試みたのは、ひとことで言うなら、“私がラクをしたい”から。
たかだか数時間、家を空けるための“支度”の面倒くさいことと言ったら...。おまけに、出先に、いつ何時、涙声の「帰れコール」がかかってくるかもしれない。
ここへ来て、母は病的なほどに寂しがります。ひとりで留守番ができない状態です。でも、私だって、息抜きはしたい。
ならば、今後のことも考えて、ここいらで、ひと山を越える必要があるな、と思い立ちました。
その事を除けば、体調面では比較的安定しておりますし、......チャンスです。

●はたして.....。
結果的に、母の『お泊まり』は、うまく行きました。
迎えに行った時、意外に落ち着いた様子で、ほっとしました。
......で、今は、家に戻って、お昼寝中。
諸々の疲れがあるはずです。慣れたふとんで、休ませております。（後日、詳細を。）

●私はと言いますと、いつもの都内某居酒屋にて、酒をかっ喰らってまいりました。
気分良く飲んで、気分良く酔って、気分良く帰ってまいりました。
念願叶って、まずは大満足。

●日付が変わる頃に我が家に帰還致しまして......。
リビングの明かりをつけて、....テレビをつけて、駅前のコンビニで買ってきたおにぎりをパクつきました。

●『こんなこと、この家にきてから、初めてかもしれないなあ。」

●いつもなら、ソ～っと玄関を入り、リビング横の和室で寝ている母を気遣って、そのまま２階に上がり、着替えもそこそこに、洗面所でコソコソと歯を磨き、そそくさとふとんに入ります。
「この後、シャワーを浴びても良いんだわ。映画１本見ても良いんだわ。」
なんという解放感！　現実には、いつもの通りにテレビを見ながら丹念に歯磨きをしただけで、（ガンバッテます！）後は部屋に戻って、あっけなく眠りに落ちるのですが、たったこれだけの事がむしょうに心地良いのですよ。

●おまけに、翌朝は、はなから寝坊を決め込んでおりましたので、トロトロと、時計を気にすることなくまどろみまして、「嗚呼、これぞ休日の朝だわい。」再びの、ご満悦！

貧乏性と長年の習慣で、それでも７時前には起きておりましたが.....。

●そうそう、昨日、週末とはいえ、有楽町～新橋界隈はものすごい人出でした。
帰りの山の手線も、かつて経験したことない混みようで、...........車内で聞こえる会話のほとんどが中国語でした。
あれにも、驚いたなあ。