ビバ！ おやじバンド。

●さて、六本木某所での『おやじバンド』を囲むパーティーは、とても楽しいものになりました。

私を含めた『アマンド待ち合わせ組』は、“お久しぶり～！”の面々で、さながら同窓会です。
時に、週末といえども、日曜日なんてこんなものなのか、アマンドの前は、思ったほどには混雑しておりませんでした。（夕方４時じゃあ、こんなものかもしれません。“早すぎ”です。）

●会場となるお店は飯倉片町にあるそうで、まだ明るさの残る六本木通りを歩きました。
途中、気になっているものがありまして....。あの、一時世間を騒がせた、ドンキホーテの屋上の遊具はどうなっているんだろ？　そしたら、ありましたよ、ありました。あのまんま...、取り壊されることもなく。

●さて、いよいよ、その「おやじバンド」です。
メンバーは５人、なんとかいう正式なバンド名があるんですが、...忘れました。というより、記憶に残らない名前でした。（スミマセン。）
でもね、メンバーは、それぞれにとても良いお顔をしていらして、すてきでしたよ。
“ほどよく酔わせてから”という意図なのか（笑）、一時間ほどの酒宴の後に最初のステージです。

●アマチュアバンドって、最初の１曲が始まる時、演奏する方にも、聞く方にも、一種の緊張感が走る。アレって、いったい何なんでしょうね。

演奏そのものは、“ご愛嬌も多々あり”なんですが、集まっている全員が楽しむことを躊躇しないから、とてもあったかくて、一体感があって、実に気持ちの良いものでした。
ベンチャーズサウンド、プレスリー、etc. 我々の世代には、 耳になじんだ曲ばかりですし。

●「我々のは、コンサートではありません。....余興です。」（会場笑）
「くたびれちゃったんで、一曲飛ばします。」（会場笑）

●人生のベテランたちは、気張り過ぎることもなく、終始気持ち良さそうでした。
肩の凝らない、なごやかなひととき。拍手、手拍子、鳴り止まずで、終わってみれば、大盛りあがりの４時間でした。

●ホンニ楽しゅうゴザイマシタ。
知りませんでしたが、今年でこのパーティー、３回目だそうで...。
「来年も、再来年も、70になっても、80になっても、続けて行きます。生きてれば....。」
ということなので、来年もまたはせ参じることを約束して、家路につきました。



●「おやじバンド」。おおいに結構。人生、今や90余年。早々と枯れ果ててどうする。
身体使って、指先使って、ボケ防止、ボケ防止。
とにかく、こういうのって、『やったもん勝ち』だネ！