僕は枕元に読む本が1冊はないと不安になる。
そこで西宮ガーデンズの書店に買いに出掛けた。
しかし″これは!″ってのが見つからない。
その時、fbにスポーツ報知から朝日新聞社に移ったG記者が「女帝 小池百合子」(石井妙子著・文藝春秋)を絶賛?してたのを思い出した。
僕もこの本の存在は知っていたが、小さな活字で444ページもある大層なドキュメンタリーなので躊躇していた。
そこで彼のfbを読み直してみた。
「この本まじ凄まじかった。著者の石井さんも編集者も凄い。しかし、ダントツで凄いのは都知事か…。メディアの罪も深すぎる」(後略)とあった。
そんな凄い本なんや。
どうせ暇なんやから読んでみるかと購入した。
それから、今ずっと読んでいる。
あっという間に「第二章カイロ大学への留学」まで読んだ。
現在、卒業証書は本物かと話題になっている部分だ。
小池のカイロ大学時代の勉強ぶりが丸裸にされている。
この面白さでは一気に読んでしまうだろうな。
考えてみれば、小池と僕は1歳違いの同世代で、同じ阪神間で中・高時代を過ごした。
だから書かれているあの時代の社会の雰囲気もよく分かる。
同級生の女の子が都知事まで登り詰めたって感じだ。
そんなこともあって、この本にグイグイ引き込まれるのかな。
僕は彼女が25年以上前に細川護煕率いる日本新党から立候補して、東京へ選挙区を移すまで、ずっと選挙取材をしている。
そんなこともあって親しみも感じていたが…。
この本を読み終わった時、小池に対するイメージがどう変わっているか?
まああの「排除します」の時から大嫌いではありますが。
ただ、肩書を叩くものは、逆に肩書を意識してるんでしょう。カイロ大学卒で投票した者が何人いるんですかね(笑)小池も若い頃に一度、履歴に書いたから、引っこみつかんようになったんでしょう。「ややこしいなら、削除します。これでいいんでしょう!」開き直ったら…。また、ネタ出来るか(笑)
コロンビア大の教室に座っただけの、サッチーはギャッハッハと腹抱えて笑ってるでしょうね。
まあ男にはできない凄まじい生きざまです。最近、ここまで集中して読んでる本はありません。