僕は選挙権を得てから50年、欠かさず投票しているが、自慢じゃないが、自民党に一度も入れたことがない。
根っからの昔左翼、今リベラルだ。
だから、自民党総裁選なんてどうでもいいが、元新聞記者としては、こんなイベントは大好きだ。
現役時代は選挙取材は数限りなくしたし。
民主党が政権を獲ったときなど、鳩山由紀夫と握手をしたし、尼崎から立候補した田中康夫を何度も取材した。
自民党を下野させた、あんな嬉しい選挙取材はなかったな。
おっと話が逸れすぎた。
今回の総裁選、僕は河野太郎が勝つと思っていた。
では、なぜ負けたか。
まず河野が小泉純一郎・田中眞紀子タッグほどの大ブームを起こせなかったことに尽きる。
あのブームは凄かった。
本命の橋本龍太郎など吹き飛ばされた。
何故、起こせなかったのか?
河野が党内に気を使ってブレブレになったからだ。
小泉のように暴れん坊を貫くべきだった。
それと8年間、政権を維持した大嫌いなウルトラ保守安倍晋三の党内の影響力が予想外に大きかったからだと思う。
それと8年間、政権を維持した大嫌いなウルトラ保守安倍晋三の党内の影響力が予想外に大きかったからだと思う。
これも奈良によく取材に行った関西のウルトラ保守オバハン高市早苗をあそこまで押し上げるとは思わなかった。
それから麻生ら長老が世代交代を許さなかったからか。
それらの雰囲気に上手く乗っかったのが岸田文雄だと思う。
でも僕は岸田である程度満足している。
岸田は自民党の中では一番リベラルな名門「宏池会」の会長だ。
それだけで満足!
それに地味だから、総選挙でもそんなに圧勝はしないだろう。
小選挙区制は2大政党の政権交代を前提とした制度だ。
野党には大きくなって貰わな一党独裁なる。
旧民主党の形が理想的だったが、今更言っても詮ない話。
野党はアメリカの民主党みたいに左右にウイングを広げて大きな党になって欲しい。
あれこれ好きなことを言わせて貰いました。
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