一昨日トルコ南部で巨大な地震が発生し、悲しいことに多くの方がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。しかし、倒壊した高層アパートメントや低層階の民家の柱が細いことにビックリしています。柱が細い上に、その柱が支えている床のコンクリートの厚さが逆に厚いことに二重にビックリです。我国と同じような地震多発国のトルコといっても、今回、地震が発生した南部の地域では近年大きな地震がなかったためにこんな脆弱な建物が建てられ続けたようです。我家を新築した際には十分な耐震を考えて建てましたが、今となっては若干大丈夫な程度となりました。それだけ耐震基準が厳しくなっているということと、いつ東海、東南海地震が発生してもおかしくない時期が着々と迫っているということです。自宅はたかが二階建ての鉄骨構造の小さな民家ですが鉄骨は地面から2.5m掘り下げて建ててあります。大手プレハブメーカーが建てている近所の住宅では、たった50cmほど掘り下げてのベタ基礎が大半です。最低限の耐震基準を法的にクリアすればOKという粗悪な住宅ばかりです。零細なハウスメーカーに至っては30cmほどの怖ろし気なハウスばかりです。トルコの住宅だけでなく日本の住宅事情も同じようなものです。近所では築40年の木造超オンボロ小屋、人間が住む家というより犬小屋ですね、この築40年の犬小屋が見栄え良く改築されて、何と3,000万円弱で売られています。1年前の販売当初は何と3,500万円のお値段が付いていました。やくざな商売をするものだと思っていましたが、当然なことながら誰も見向きもしない状態が続き1年が経ちました。1年後の現在は3,000万円弱まで下がったお値段で売り続けているようですが誰も見向きはしません。今回のトルコ南部で発生したような大地震がこのエリアで発生したら、間違いなくこの築40年の木造オンボロ犬小屋ハウスはペシャンコでしょう。死にたい自殺願望のある方以外は誰も買わないでしょう。近隣の迷惑だから早く解体して欲しいのですが、欲に目が眩んだハウスメーカーはこんなオンボロ犬小屋ハウスに未だに3,000万円弱のバッタクリ価格を付けて売ろうとしています。本当に傍迷惑な限りです。
お昼はかき揚げうどんにしました。これが簡単でよい。
お昼はかき揚げうどんにしました。これが簡単でよい。