食・健康・若返りを目指す黒ヒョウ

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健康的な若返りを目指しています。

「多文化交流カフェ(in神戸)」に参加して

2013-02-22 08:32:15 | 食と健康

2月24日(日)13:30~海外移住と文化交流センターでの「多文化交流カフェ」に参加しました。

神戸市中央区には、約100カ国の外国籍の方々が住んでおられます。

中国・韓国・ベトナム・ブラジルの団体の皆様と区役所が一緒になって、住みよい街づくりの為に、多文化共生社会の実現に向けて取り組んでおられ、その一環として地域の人たちとの交流の場として提供されました。

今回から、トルコの方々も主催団体に加わられました。

参加者は70名です。

韓国の全(チョン)さんが「在日コリアン? 今・これから」を講演されました。

民族衣装の正装チマチョゴリを着て、中の様子も少し見せて下さいました。

レースや刺繍でとっても可愛いのですよ。

今では在日1世~5世までがいらして、8割が日本人と結婚、母国語が話せない人が多く、コミュニケーションに問題が出てきているとのことでした。

全さんはとても気さくで魅力的な2世の方で、1世の方々の事をとても大事にされている姿に心打たれました。

その後は、各国のお菓子が振る舞われました。

どれも珍しいお菓子ばかりです。

この日の為に作って下さったものが多いです。

順番に取りに行きます。

これが1人分、こんな感じです。

カップの中のは、よく伸びると言われるトルコアイスです。

本来の「トルコアイス」は、蘭の花の球根が入っていて伸びるとのこと。

市販のは「トルコ風アイス」で、球根ではないそうです。

・・・伸ばしながら食べてみました 美味しかったです

個人的には、ベトナムのとっても甘い「パソキニタ(ピーナツのお菓子)」が気に入りました

そして、テーブル毎でのフリートークです。

私のテーブルには、華僑の方、イランの方、ブラジル贔屓の方、トルコのお世話をされている方、アルジェリアの方と8人テーブルで色々な国の話が聞けました。

イランの方は、「おしん」に憧れて、日本に来られたとのこと。

横浜で日本人奥さまと知り合われたそうですが、「おしん」ではなかった

・・・ちょっと今の時代は難しいですよね

でも素敵と思いました

あと、神戸空襲を経験された女性の方は、「未だに飛行機の音が嫌で」~~と、

するとイランの方が「僕もそうですが、それ以上に神戸花火の音や光が戦争の爆撃を思い出しイヤ」と。

今の日本は本当に幸せです

他にも、ブラジルは韓国と同じでコミュニケーションが問題になってきているとか、ブラジル移民が今日の会場から出て行った話等も聞きました。

テーブルで一番盛り上がったのが、「神戸大好き~」でした。

外国籍の方々も、日本人も日本の中で色々と住まわれたそうですが、

「神戸が一番住みよい。山と海が身近にあるのが良い。明るい街。」と全員一致でした

ちょっとの時間でも、人が集うと色々な話が聞けて、こんなにも盛り上がるのですね。

      

最後に各テーブルでどんなことが話題になったかを発表しました。

どこもすごく話が盛り上がった様子が分ります

会場中が温かいムードで包まれていました。

       

身近な存在なのに、本当に知らないものです。

もっともっと分かち合えたらいいですね。

理解しあえる、優しい心になれたら~。

隣にいたアルジェリア人が言いました。

「一番身近な人、それは家族。そこから広げましょう!」と。

そうですね。

色々なことがオープンで話せたこの会が、心地よかったです。

        

幼い時、近所の外国人の家に遊びに行くのが大好きでした

そこには見たことのない物がいっぱいで、夢の様でした。

私の中には、本能的に外国人好きの要素があるのかも~。

今後もこのような機会には参加させていただこうと思いました。

       

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。