武蔵野を歩く

元社会人兼ロースクール生の日記

入学前講義終了

2005年03月08日 | ロースクール全般
先週の土曜日(3/5)にロースクール入学前講義が終了した。最終回は、午前中から憲法5コマで、民法・刑法とは別の講師(現行合格者)による講義であった。大分はしょった講義であったが、メリハリがあってそれなりに面白かった。
しかし、いかんせん土曜日の午後4回で憲民刑を全てやろうというのだから、内容は浅くならざる得ないだろう。欲を言えばもう少し回数を多くして頂きたかった。

ところで、講師の方は現行5回目の挑戦で合格であるが、1年目から論文Aという成績であったらしい。論文の成績は、5回中4回がAであったとのことであり、合格ギリギリレベルから合格レベルへの到達には勢いが必要であることが伺われた。ちなみに、彼は既習者クラス学費全免であったとのことである。
入学後は先生も気を使って本当のことを言ってくれなくなるとの配慮から、教育的プレッシャーをかけて頂いた。曰わく、プレッシャーから逃れるには、受かるか辞めるかのどちらかである。ジュリスドクターをとっても評価はされませんとのことである。
仕事を辞めてしまった場合にはそうなると思うが、仕事を続けながらの場合はそこまで重大なプレッシャーはない。甘いと言われるかもしれないが、人生を楽しみながら、勉強も頑張りたいと思う。

ノーブレス・オブリージュ

2005年03月04日 | Weblog
「アメリカ最強のエリート教育」というを読んだ。アメリカのエリート教育では、「ノーブレス・オブリージュ」という考え方が教えられるそうである。
ノーブレス・オブリージュとは、才能や境遇に恵まれた者は、そうでない恵まれない人たちのために、よりよい世界を創るために努める責任があり、それを自覚するという精神のことらしい。一人の父親として、いや一個人としてもこれは良い考えだなと共感を覚えた。自分自信はまだその域に達していないが、将来的には(50歳を超える頃には)「ノーブレス・オブリージュ」を実行できる人間になっていたいものである。

新司法試験合格者数

2005年03月01日 | ロースクール全般
新司法試験合格者数が発表された。当初の発表された素案よりも若干多く、初年度は5割前後となるらしい。

・朝日新聞
・毎日新聞
・日経新聞

合格者数は素案よりも増えているが、1期生の中には不満の声もあるようだ。
個人的に楽しみに読ませて頂いている。「新司法試験・独学の独白さん」もブログで不満を述べられている。
当方は、合格率が低いことを前提に夜間の学校を選択した訳だから、怒り心頭に発することもないのだが、多大な犠牲を払ってこの世界に入ってきた人はやるせないであろう。
しかし、決まってしまった以上は頑張るしかない。少なくとも従来の試験と比べると、格段に受かりやすい試験になったことは間違いないとプラス思考にとらえている。

メイラード反応

2005年03月01日 | Weblog
皆さんはホットケーキがきつね色となる理由を知っていますか?私は、今までお焦げの軽い奴と思っていましたが、そうではないようです。あのきつね色は「メイラード反応」によるものなのです。とあるホームページを見ていたところメイラード反応について書かれていました。
「メイラード反応」とは、糖とたんぱく質を混ぜると生じる化学反応で、アミノカルボニル反応とも呼ばれます。
普段は1週間以上かかるユックリとした反応であるが、熱があると早く進む性質を有しており、ホットケーキを焼くときにメイラード反応が促進され、こんがりキツネ色になるというのです。

キツネ色をした食べ物、例えばパンやみそ、コーヒーなども、メイラード反応によるもので、その他代表的なものには、クッキー、せんべい、ポテトチップス、ビール、ヤクルト、くんせい、カステラ、ジュース、肉、しょう油などがあるそうです。
皆さんは知っていましたか? 私は余裕で知りませんでした

ちなみに、上記とあるホームページの作者は、砂糖抜きホットケーキを作ってみたところ、白いホットケーキができたそうです。面白いですが、美味しくはなさそうですよね