武蔵野を歩く

元社会人兼ロースクール生の日記

刑訴Ⅲ講評

2007年02月27日 | 刑事系
明日の出張のため、ノートPCを取りに試験後初登校した。滞在時間は約5分。
掲示コーナーを見ると、刑訴Ⅲの講評が置いてあった。

やばい、想像以上に論点はずしまくり。
そこには、訴因変更の要否、可否は関係ないとの文章が。
でも、研究室では、訴因変更の要否派と可否派で試験後大議論になっていたが、みんな外してたってこと?

高部先生なので、単位は大丈夫だと思うが、想定以上の大外しに気分が悪くなった。
やはり前期の刑訴Sはまぐれであった。ガックシ。

国家の品格(藤原 正彦)

2007年02月26日 | 読書
ちょっと遅いが国家の品格を読んだ。
薄くて読みやすいのがよかった。

内容的には、気になる部分はあったが、個人的には楽しめた。
右よりなので、嫌いな人は大嫌いな本だと思う。

社会科学系のインテリには、かなり批判されそうな気がする。
著者の単純化した説明が、浅学な僕にとってさえ表面的に感じられたからだ。

ただ、全体的には緩やかに賛成派。
スタートを間違えながら、頭がよくその後の論理で完璧に武装されるとどうしょうもないと言うのは、共感。
先に読んだ荒井弁護士の論理が全てであるとの主張に、そのまま著者の批判が、当てはまる。

ベストセラーとのことであるが、果たしてどれだけの人が、著者の言わんとするところを理解できているかは疑問。
一般市民は、日常生活で論理を意識した日々を送ってないであろう。
そうすると、論理だけでは駄目と言われても、ピンとこないのではないだろうか。
内容でベストセラーというよりは、うまく風に乗ったという感じか。

プロの論理力(荒井 裕樹)

2007年02月26日 | 読書
プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術を読んだ。
青色発光ダイオードの職務発明判決で有名な升永弁護士の事務所に所属する新進気鋭の弁護士である。

投資銀行ならいざ知らず、弁護士で20代で1億はすごい。
テレビでも彼の特集が放映されたらしい、ある意味旬の人である。

本の方はというと、文章は上手であるが、内容的には幼い感じがした(自分も人のことは言える程大人ではないが)。
アマゾンの書評にもうなずける。

ただ、彼が20代でこの本を書いたことを考えると、しょうがないんじゃないかと思う。
あーこういう考えの持ち主なのねというのが、ダイレクトに伝わってきたので、むしろ好感がもてた。
本から学ぶことはほとんどなかったが、1億稼ぐ若手弁護士がどのような人物であるかを知ることができたのが有意義であった。

賢人の知恵(バルタザール・グラシアン)

2007年02月25日 | 読書
三鷹のロンロンに入っている文教堂に平積みにされていたので購入。
帯には「ヨーロッパで400年語り継がれる最強の処世訓」と書かれている。

しかし、いまいち。
うわべのテクニック的なことが書いてあるが、えっ、それ違うんじゃないというような記載も散見される。

たとえば、
「八方美人になる
 学のある人と一緒にいるなら、自分自身も博学になろう。信心深い人と一緒なら、こちらも信心深くなろう。・・・」(同書9頁から引用)

これって、明らかにおかしくないですか。
他にもこういうのが沢山あります。
400年前の処世訓だから、仕方がないか

ようやく平穏

2007年02月25日 | Weblog
期末試験後の、体調不良、仕事満載の状況からようやく抜け出してきた。

試験期間中はかなり詰めてやっていたので、終わった後の独特の緊張の糸のほつれというのだろうか、体が思うように動かず、集中力も下がり悪循環な状況であったが、先延ばしにしていた仕事もようやく片づき、やっと精神的に余裕が持てるようになってきた。

先週日曜の怠惰な過ごし方も、精神的疲れというかストレスというかが溜まったとき自分に生じる現象である。しかし、最近、ストレス解消がうまくできない。

独身時代は、スノボに行ったり、ドライブ行ったりと、ストレス解消方があったのだが、結婚してしまうと、都合よく遊んでくれる友達もいない。
体調がよければジムに行ったりでもするのであるが、風邪っぴきではそうも行かない。
勉強もおよそやる気がしない。

おまけにまた新しい風邪を甥っ子からもらってしまった。
今週もバイオハザードでかみさんの実家に出入り禁である。
前回風邪で流産しているので、安定期に入るまでは、万全を期したいという気持ちは分かるので、寂しいけど今週も1人の週末である。

しかし、精神的に立ち直った今週は、やる気がある。といっても勉強ではなく、溜まっていた家の掃除をした。
かみさんに、リビングから息子のおもちゃを片づけることについてOKをもらったので、憧れの大人リビング構築作業にいそしんだ。
我が家は、43インチのプラズマがあるのだが、その前に子供避けの柵(熊さんのイラスト付き)が置いてある。これがあると、全然雰囲気が違ってしまうんだよね。
そして、ディズニーのあいうえおマット。

部屋ががらんとなったが、1人住まいに子供のおもちゃが沢山よりは、よっぽど寂しくない。
遊びに来てくれるガールフレンドがいるとベストなんだけど、残念ながらそれはいない。
昔はスッチーの友達もいたのだが、結婚しますメールを打ってから、音信不通になってしまったしなー(本当にただの友達だったのだけど、かみさんはえらく気にしてたっけ)
いけね、このブログかみさんもみることがあるので、要注意であった。

このブログ最近

2007年02月21日 | Weblog
Googleで「成蹊」×「ロースクール」で検索をすると、このブログが上位に表示される。
こっそりつぶやき系でやっていたのだが、だんだん同級生にもばれてきたし、そうなってくると位置づけを少し考えなくてはいけない。

非匿名になると少し人の目を意識してしまう。
そうすると、心の底から毒をはくのが難しくなってしまう(笑)

かといって勉強の話ばかり書いてもつまらないし、悩ましいところである。
もっとも、春休みに入ってからは1時間ぐらいしか勉強してないので、勉強のことは書くに書けない。

ローに入って気付いたのだが、当方勉強が好きではない。
目標のための努力は好きだが、勉強は好きではない。
そうすると、要領よく点数が取れればいいやという考えにたどり着く。
しかし、不思議なもので、要領よく点数を取ろうと考えると、深く探求したいという気持ちが芽生える。
特に試験直前。
やるべきでないことだから魅力を感じるのであろうか。不思議なものである。

試験中は春休みにしたい勉強がいくつも思い浮かんだが、いざ春休みになると全く勉強しなくなった。
原因の一つは仕事の忙しさにあるが、それだけではないであろう。
やはり勉強が好きではないのである。

2年間で74単位(取得予定)と、仕事をしながらにしては頑張ってきた。
今年は奨学金が取れる程度の結果はでると思う。
しかし、家族には迷惑をかけた。
3年目は、20単位とればよいので、楽しみながら勉強をしたい。

本試験の方は、多分4~5年コースになるだろう。
3年でも色々なものを犠牲にすれば挑戦できるレベルまで持って行く自信はあるが、独身時代ならいざしらず、今それをやるには余りにも負担が大きい。

弁理士試験を受けていたときには、人生をかけていたので、色々なものを切り捨てて頑張った(とは言っても、週に一回は飲みに行っていたが)。
それが功を奏したのか、蓋を開けてみると、受験者7000人以上中、僅か0.3%の一発合格者になることができた。
東大・京大生(卒)の受験者が1割(700人)以上いる中での勝負であったので、私大学部卒にしては大金星と言えるであろう。
しかし、もともと能力は高くないので、無理をした。あの頑張りをしたら、家庭がめちゃめちゃになる。

当然の話であるが、仕事と家庭を両立しながら、3年で受かるほど本試験は甘くない。

怠惰な一日

2007年02月19日 | Weblog
昨日は、久々に何をするのもめんどくさい気分になった。
そういうときはとことん休むに限る。
午前中は仕事をする予定であったが、キャンセル。

携帯をいじっていたら偶然発見したプリインストールのシムシティーにはまる。
10:30から15:00まで、ベッドで携帯をいじる。

そして、その後は三鷹の喫茶店でカレーを頬張りながらシムシティーを継続。
家に帰ってベッドでシムシティーを継続。

本当は息子と遊びたかったのだが、実家に帰っている妻が面会を拒否。
まだ風邪が完治していないからバイオハザードだと言うのである。

悔しいから、TSUTAYAに行き、バイオハザードⅡを借りる。
その際、ドラゴン桜を大人買い。

サワーを飲みながらバイオハザードⅡを鑑賞し、ドラゴン桜を4巻まで一気に読む。就寝。
ゲームをやること自体6~7年ぶりぐらいのこと。
何年かぶりに過ごした怠惰な一日であった。

やっと終わった

2007年02月17日 | 仕事
週の後半からやっていた外内の案件がやっと終わった
外内の案件とは、外国の依頼人による日本国出願の代理案件のことである。
通常は、外国の特許(法律)事務所を介して依頼をうける。

米国弁護士から届いた、米国出願でのオフィスアクション対応資料があったのだが、たまにしか英語案件はやらないので、処理能力が遅い。
しかも、米国より日本の引用例の方が厳しく、大苦戦。

外内案件は、まだまだスキルが低いことを痛感した。
一層精進して、腕を磨かなくては。

しかし、もう何件か急ぎの案件が残っている。
試験が終わったのに、週末もゆっくりできないのは、いささか気が滅入る。

忙しい

2007年02月16日 | 仕事
試験が終わったものの一息付けず。
業務量が確実に増えてます。

来年、国際出願が各国移行段階になったら、破裂すること必死。
絶対もう一人必要。

しかし、採用は難しいよね。
去年ベテランを雇って失敗(解雇)したし。

2月中は、勉強時間を取るのが難しそう。
まずいな~