武蔵野を歩く

元社会人兼ロースクール生の日記

未修者向け講義

2005年11月28日 | ロースクール全般
今週の金曜日から未修者向けの講義が行われるらしい。
といっても、教授による指導ではなく、本年度司法試験合格者による講義である。無料だから致し方ないか。
昨年も行われたようであり、好評だったのか、今年も引き続き行われるらしい。
憲法、民法、刑法についてで、計15コマとのことである。


視力低下

2005年11月25日 | Weblog
30を過ぎたというのに、最近ますます目が悪くなっている。
勉強のし過ぎという訳ではないが、平日昼間はパソコンで目を酷使し、夜、週末は本を読むという今までにない過酷な生活が続いているからであろう。
乱視も進んできたので、コンタクトをやめて眼鏡にしようかなと思う。
コンタクトの方が視野が広し、ルックス的にも気に入ってはいるのであるが。

お正月の計画

2005年11月25日 | Weblog
今年の正月は近場に旅行でもしようかと考え、熱海、箱根あたりの予約を試みたのだが、この時期では既にどこもキャンセル待ちの状態であった。
メルヘンなペンションなら空いているのだが、お正月にしかも温泉でペンションというのは気が進まない。
しょうがないかな、今年は家でゆっくりすることとする。少しは勉強もできるであろうことを期待する。

不服認容審決(意匠)

2005年11月22日 | 仕事
特許庁から意匠の拒絶査定不服審判認容審決を受領した。
審判請求をした代理人は、「これは模倣だろ」との心証を頂きながら、引用例とはこんなに違うんだと真意に反する主張をしたところ、その主張が通ってしまったのである。
外国のファームを通しての依頼であるため、依頼人の素性は分からないが、個人出願であり、模倣の可能性は否定できない。「特許庁さん、本当にいんですか」と尋ねたくなってしまう事件であった。

学園祭

2005年11月22日 | Weblog
先週末は成蹊大学の学園祭でした。
マンモス大学である母校とは違いほのぼのした学園祭で、家族でも楽しめるといった感じでした。(実際家族連れも沢山いました。)

ロースクールとはいうと、学園祭とは関係なく通常どおり授業が行われていました。が、幸い民訴が休講だったので、少しだけ雰囲気を楽しんできました。
学部の学生を見て、自分年取ったなと思いました

ところで、チケット制のため見ることはできませんでしたが、ミスコンもやっていたようです。
興味のある方は、毎日Web版を参照下さい↓
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/gakusai/graph/seikei01/

日弁連アンケート

2005年11月21日 | ロースクール全般
適性試験も実施している日弁連法務研究財団から、ロースクールの評価に関するアンケートがきた。
秘密が守られるということなので、刑法Ⅰ・Ⅱについて辛口のコメントを書いてしまった。外部機関からの評価により、今後刑法Ⅰ・Ⅱの授業が改善されることを強く希望する。
その他の講義については、概ね満足しているので高評価とした。但し、法律英語は過去問転用があるなどお粗末だったので、そのことも記入した。

ともあれ、どのような結果が出るか楽しみである。

(参考URL)
http://www.jlf.or.jp/work/dai3sha.shtml

巡回審査終了

2005年11月17日 | 仕事
香川県での巡回面接審査を無事終えることができた。
審査官と顔を突き合わせて話をすると、審査官がどこにつっかえているかが分かり、非常に有意義である。今回の出願は、面接審査をしなければ、特許にするのは非常に難しい案件であったと思うが、一応の落としどころを見つけることができたのは大きな収穫である。

審査終了後、高松で一番高いビルであるサンポートの29階で別のクライアントと会食をした。本日解禁のボジョレヌーボも飲むことができ、大満足。久々に気分転換ができた。

一方、今回の出張で、刑事訴訟法の授業を欠席することとなった。
しかし、成蹊の場合は、講義はDVDで録画されるので、それでフォローアップしようと思う(出席にはならないが)。

業務多忙

2005年11月11日 | 仕事
来週の出張の準備に追われ、今週はとても忙しかった。
出張の目的は巡回審査である。巡回審査とは、特許庁が各地を巡回し、行う面接審査のことである。ようは拒絶理由対応なのだが、ある程度まとまった案件を処理しなくてはならないので、準備が大変なのだ。
ただでさえロースクールが忙しいのに、業務量の増加があると直ぐにオーバーフローしてしまう。

家族関係法の様子

2005年11月05日 | 民事系
家族関係法は学習院の客員教授でもあるW先生が担当だ。
教科書は有斐閣の(8)と(9)が指定されている。が、授業では全くと言ってよいほど使用されない。ひたすら配布した判例の解説が行われる。内容的には高度&高速であり、正直ついていけていない。授業は基本的な知識が備わっていることを前提に進められるため、未修者の大半は同じ状況にあると思うが。
また、司法書士の方が2名いるので、その方達が主に回答している。
重要な判例(多くは百選に載っていない)を紹介していただけるので大変勉強になるし、将来実務でももためになるであろう。
確かに、基本的な知識の習得は自分でもできるので、自分が頑張りさえすれば、このスタイルの方が意義があると思うのだが、勉強時間が確保できない社会人にはちと辛い。