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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句360・背7・深津健司1・2017-12-3(日)

2017-12-03 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句360・背7・深津健司1・2017-12-3(日)
○「霜柱妻の切火をに受くる」(『切火』2008)(深津健司1)
季語(霜柱・三冬)(→「游氣・ゆうき」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:今日は大切な仕事に出かける朝。句集名の「切火」とは火打石を打って火花を起こして縁起をかつぐこと。妻の威勢のいい火打石の音に送り出されます。霜柱の立つ寒い朝。今日は「妻の日」。

 

深津健司(ふかつけんじ)
○好きな一句「ひひらぎの花つめたしやにほひまた」(『切火』2008)2
季語(ひひらぎの花・初冬)(引用同上)

【Profile】:1938年、東京都出身。1991年「藍生俳句会」(→黒田杏子主宰)入会。2001年第5回藍生賞受賞。俳人協会会員。


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2 コメント

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Unknown (竹女)
2017-12-03 09:51:51
透次さま

おはようございます。

時代劇のワンシーンを見ているようですね。
二句とも好きです。
今朝も良句のご紹介有難うございます。
ご自愛の程を。
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拝啓、竹女様。 (透次)
2017-12-06 09:45:31
拝啓、竹女様。まさしく「時代劇のワンシーン」ですね。「五体」の「背」の俳句は7回目ですが、第1回目の「寒晴やあはれ舞妓の背の高き」(飯島晴子)が特にお気に入りの俳句です。いつも書き込みありがとうございます<(_ _)>。◇Hakoヽ(^ι_^)ゞノ♪◇
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