俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句661「暗闇の眼玉濡さず泳ぐなり」(『谷間の旗』1955)(鈴木六林男)

2024-08-14 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句661・眼玉1・鈴木六林男10・2024-08-14(水)
○「暗闇の眼玉濡さず泳ぐなり」(『谷間の旗』1955)(→鈴木六林男10)
○季語(泳ぐ・晩夏)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそてとにぬねのはひへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:五体の「眼」は13句を数えるが「眼玉」は初。泳ぐ人は眼を堅く瞑っている。瞼裏(まなうら)には暗闇が広がる。瞼裏は濡れることはない。それが頑(かたく)なな泳ぎ方なのである。

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