俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句661「困憊の日輪をころがしてゐる傾斜」(『天の狼』1941)(富沢赤黄男)

2024-08-15 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句661・天体俳句2-5太陽・富沢赤黄男06・2024-08-15(木)
○「困憊の日輪をころがしてゐる傾斜」(『天の狼』1941)(→富沢赤黄男06)
○季語(無季)(「俳句αあるふぁ2015年6-7月号」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたうえすせそちつてぬねのはひふへむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:読みは「コンパイノヒヲコロガシテイルケイシャ」。季語は無いが灼熱の夏の夕暮を感じる。疲労困憊の兵隊が戦場の坂を下る。日輪が兵と共に転がり落ちる。79年目の「八月十五日」。

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