俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句661・光彩27・東條素香01・2024-08-12(月)
○「光つつ仏壇沈む秋出水」(東條素香01)
○季語(秋出水・初秋)(「→ショウちゃんのブログ・俳句のある風景」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「秋出水」の子季語は「洪水」。河川が決壊して多大な被害をもたらす。光沢のある黒檀(こくたん)の仏壇が光に照らされながら沈んでゆく。台風5号。またやってきたか。そして地震も。災害だらけの日本列島でひたすら祈るしかない。
○東條素香(とうじょうそこう)(1928-2000)
○好きな一句「十夜婆一度にどつと笑ひけり」02
○季語(十夜・初冬)(「→俳句季語一覧ナビ>季語/十夜(じゅうや)を使った俳句」より引用)
【Profile】:師系は→石田波郷・→小林侠子。侠子創刊の「火燿」編集長を務め侠子没後1992年長野市で「白炎」創刊主宰(→仁科文男継承主宰)。