●色彩俳句640・白65・西尾其桃01・2024-03-19(月)
○「陽炎やうしろ山まで砂しろき」(西尾其桃01)
○季語(陽炎・三春)(南紀白浜に句碑)(→「其桃の句碑」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:色彩の「白」は60句ほどを数えるが「しろ」は3句目。前景にはゆらゆらと陽炎がたちこめるが背景には遥か遠山までしろい砂が続いている。
○西尾其桃(にしおきとう)(1868~1931)
○好きな一句「春の日のきらめく蘭の葉尖哉」02
○季語(春の日・三春)(山口県下関市日和山公園に句碑)(→「俳人・西尾其桃」より引用)
【Profile】:播州明石郡垂水村出身。医師。美濃派の俳諧を学ぶ。蕉門の一派である美濃派俳諧を再興し、全国に広めた下関の俳壇を代表する俳人。三千堂。子の→西尾桃支が父の遺志を継ぎ1932年『其桃』創刊主宰。
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