俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句618「ひさかたのひらがなのひの落つるは花」(田中惣一郎)

2023-05-03 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句618・本歌取り2・田中惣一郎01・2023-05-03(水)
○「ひさかたのひらがなのひの落つるは花」(田中惣一郎01)
○季語(落花・晩春)(「NHK俳句(Eテレ20200906)」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:番組中の解説によると、紀友則「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」『古今集』の本歌取りの句であるという。落花はひらひらと平仮名の「ひ」の如く舞う。


田中惣一郎(たなかそういちろう)
○好きな一句「寸前の今の鰍ぞ消たりける」02
○季語(鰍かじか・三秋)(引用同上)※消つ(けつ):火を消す。なくす。平安時代、和歌や和文に多く用いられた。

【Profile】:1991年岐阜県高山市出身。句会「東京マッハ」をきっかけに俳句を始める。「」(→島田牙城代表)入会。のち無所属。第5回 →芝不器男 俳句新人賞特別賞受賞。

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